Twitterの代わりになる? 分散型SNS「Bluesky」はTwitter創設者も太鼓判!
2022年10月、実業家のイーロン・マスク氏がTwitterを買収したことは世界中で話題となりました。
買収後のTwitterは、イーロン氏によるさまざまな改革により以前とは大きく変わっています。これに対し、「前のTwitterに戻ってほしい」と嘆くユーザーも少なくありません。
そんな中、2023年3月に分散型SNS「Bluesky」がリリースされました。
本アプリは“Twitterの代わりになる”と言われているSNSで、各方面から注目されているそう。
そこで本記事にて、アプリの概要からTwitterとの違いを解説していきます。
目 次
Bluesky(ブルースカイ)について
2023年2月18日にリリースされた分散型SNS「Bluesky」。
事の始まりは2019年頃、当時CEOであったジャック・ドーシー氏を中心にTwitterから独立したプロジェクト「Bluesky」からです。
Twitter共同創設者であるジャック氏が支援しているアプリだけあり、仕様はTwitterそっくりなのだとか――。
分散型SNSとは?
そもそも分散型SNSとは、「特定のサーバーを持たず、ユーザーが自由にサーバーを構築できるSNS」のことを指します。
サーバーは「各分散型SNSを使用した個々のWebサービス」を意味します。以前はサーバーの事をインスタンスと呼ばれる場合もありましたが、2023年3月より名称が「サーバー」に統一されました。
分散型SNSを使用する際には、それらのサーバーからお好きなものを選び、アカウントを登録する仕組みです。分散型のため、ほかのサーバーの閲覧やユーザーとのやり取りも可能です。
Twitterの買収騒動で分散型SNSに注目が集まったことにより、今さまざまなアプリが登場しています。
Blueskyのほかにも「Mastodon」や「Damus」などの分散型SNSが注目されており、今後もユーザー数は増加していくと思われます。
アプリ概要
Blueskyは現在(2023年4月時点)ベータ版で、招待制となっています。
招待制のため、第三者から招待コードを受け取ることで利用できる仕組みです。
ちなみに招待コードは1度利用すると使えなくなるため、出回っていることはほぼほぼないと思われます。
招待コードがなくても、メールアドレスを入力することで順番待ちリストに参加することができますが、すぐに連絡が来るわけではないようです。
しかし今後発展していけば、招待制はなくなることでしょう。
アプリははじめ、iOS版のみのリリースでしたが、4月20日よりAndroid版もリリースされて双方とも利用が可能になりました。
TwitterとBlueskyはそっくり?なにが違う?
まず、Twitterとそっくりだと言われている仕様に関してですが、簡単に言うと初期のTwitterみたいだと言われています。
某所で招待コードを頂いてBluesky に潜入できたけど、俺たちが好きだったあの頃の鳥アプリのような雰囲気で結構楽しい。
— Chiezo (@hasundue) April 26, 2023
個人でいろいろ作って遊ぶには Nostr の方が良さそうだけど、あっちは人類には早すぎるというか、IT 星人専用になりそう
Twitterを昔から愛用してきたユーザーにとっては非常に嬉しいことですよね。
この背景としては、Twitterの共同創設者であり元CEOのジャック氏が、イーロン氏の改革によってどんどんと変わっていくTwitterを本来の姿へ戻そうとしているからなのです。
では、具体的にどこがTwitterとは違うのでしょうか。
分散型のため自由度が高い
itterは「中央集権型」といって1つの企業が運営を担っているのに対し、Blueskyは分散型のため複数の企業によって運営されています。
よって下記のように色々と自由度が高いのです↓
①ユーザー自身でサーバーを選ぶことができる(Twitterは1企業が管理)
②自分で投稿したデータを所有できる(Twitterは運営企業が管理)
③ユーザー自身でアルゴリズムを選ぶことができる(Twitterは運営企業が管理)
実装されている機能がシンプル
また、アプリに備わっている機能がシンプルなことも挙げられます。
しかしながらBlueskyはリリースされたばかりのため、今後さまざまな機能が実装される可能性は大いにあります。
それを踏まえた上で、現在の機能をご紹介します。
【Post】※Twitterの場合「ツイート」
Postは現在、画像のみ投稿可能。動画は今のところ投稿できません。また文字数制限は最大300字までとなっており、初期のTwitterに似ていると言われる要因の1つだと思われます。
【検索】
現在Blueskyで検索できるのは、ユーザー名のみ。
Twitterではハッシュタグ検索が主流ですが、ジャック氏がハッシュタグによる”株価を意図的に変動させる危険性”を訴えていたことから、導入される可能性は低いかもしれません。
【認証マーク】
現時点では導入されていません。
ですが、Twitterの認証マークが有料化されたり一部のユーザーが戻ってきたりといったユーザーを混乱させている状況を考えると、こちらも導入される可能性は低いと考えられます。
まとめ
Twitterの買収報道から注目され始めた分散型SNS「Bluesky」。
初期のTwitterを彷彿とさせるような仕様は、昔からTwitterを愛用しているユーザーにとってはもちろん、近ごろの改革に不満を抱くユーザーにとって魅力的なSNSなのではないでしょうか。
今後さらに発展して招待制がなくなれば、ユーザー数が急増するのでは?と期待できます。
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