SNSで話題沸騰中のベビタピって?インフルエンサーに会える新しい集客戦略に注目
「ベビタッピ♪」の掛け声でおなじみのタピオカドリンク店、ベビタピをご存じでしょうか?ベビタピは若い世代を中心に人気が高く、TikTokを筆頭にSNSでの話題性も抜群です。
この記事では、ベビタピのSNSマーケティング戦略を深堀りし、成功事例から集客術について考えていきます。
インフルエンサーマーケティングやSNSを活用した集客に関心がある方は、ぜひ参考にしてください。
目 次
ベビタピとは?
ベビタピとは、2019年にオープンした大阪発祥のドリンク店です。TikTokで「ベビタッピ♪」といいながらタピオカドリンクにストローを差す動画が流行り、人気を集めました。
その後、2021年には東京原宿にも店舗をオープンさせ、「ベビタピトーキョー」の愛称で親しまれています。
GWや夏休みなどの大型連休には大行列ができ、待ち時間は2~4時間に及ぶこともあるそうです。ベビタピがこれほどの人気を集めた理由はなぜなのでしょうか?
ベビタピ人気の秘訣①人気クリエイターたちが日替わりで出勤
ベビタピの店員は、すべてTikTokでおなじみの動画クリエイターたちです。TikTokで見たインフルエンサーたちと、まるで友達のように話せるのがベビタピの魅力。商品を購入すると、推しのインフルエンサーと一緒に写真撮影もできます。
たくさん通うと店員と顔なじみになれるため、ファンにとっては夢のような時間を過ごせます。なお、誰が出勤するかは当日までわかりません。出勤するメンバーを確認したい場合は、SNSアカウントをチェックする必要があります。
しかしベビタピは開店前から行列ができていることも多く、事前にメンバーをチェックしてからでは間に合わないおそれも。誰と話せるかわからないワクワク感を楽しめるのも、ベビタピの醍醐味といえるでしょう。
ベビタピ人気の秘訣②カラフルな店内や映えるスイーツが魅力的
ベビタピの店舗で提供されるのは、個性的なドリンクやスイーツです。
なお、ドリンクやスイーツはかけ声とともに提供してくれます。店員さんに声をかけると、商品が提供される様子を動画で撮影できます。SNSに映えるドリンクやスイーツを投稿できるだけでなく、体験ごとシェアして広められるのが魅力です。
ベビタピ人気の秘訣③推しのグッズを買って交流できる
ベビタピではドリンクやスイーツだけでなく、ブロマイドやうちわなどのグッズも販売されています。グッズ目当てで来店するファンも大勢おり、早々に売り切れてしまう商品もあるようです。
商品によっては、本人に直接サインも書いてもらうことも可能です。ただし、メンバーの出勤日でないとサインには対応してもらえないため、必ず当日に確認しなければなりません。多忙なインフルエンサーたちによって運営される店舗であるため、メンバーによってはなかなか会えないこともあるようです。
インフルエンサーに会える実店舗モデル
インフルエンサーを起用する実店舗モデルとして、期間限定で次のようなイベントも開催されていました。
- ・ビューティーンカフェ:インスタグラムやYouTubeでおなじみのインフルエンサーがカフェ店員としてお店に立ち、一緒に写真撮影ができるイベント(2019.3/21~3/26開催)
- ・有楽町マルイ:インフルエンサーが私物を販売するフリーマーケット(2024.8/3~8/4開催)
しかし、いずれも短期間のイベントであり、実際に店舗を構えて長期間にわたってサービスを提供する形ではありません。今後は、インフルエンサーを実店舗に起用するビジネスモデルが普及する可能性もあります。
実店舗にインフルエンサーを起用する際の課題
実店舗でインフルエンサーを雇用する際は、オンライン上とは異なる特有の課題が生じます。まず店舗には物理的な空間の制約があるため、環境整備が大切です。店舗の広さや動線、設備などが整っていないと、訪れた顧客が快適に過ごせない可能性があります。
そして、対応できるサービスを明確にし、線引きを行う必要もあります。インフルエンサー目的で訪れた顧客が長時間にわたって滞在し続けると、他の顧客へのサービス提供に支障が出る可能性もあるでしょう。そのため、滞在時間や対応可能なサービスを事前に決めておく必要があります。
また、安全管理も重要な課題です。多くの顧客が来店すると、混雑による事故やトラブルが発生する可能性があります。顧客とインフルエンサーの安全を確保するため、警備員を配置したり、誘導用のロープを設置したりするなどの工夫が必要となるかもしれません。
そのうえで、ビジネスの到達目標を達成するために最適なインフルエンサーを起用することが大切です。このように実店舗でのインフルエンサー起用は、多くの課題点があります。重大なインシデントを防ぐためにも、事前に予防策を講じる必要がありそうです。実際に運用をスタートさせてから問題点に気づくことも考えられるため、改善しながら運営を進めなければなりません。事前にあらゆるケースを想定し、検討すべきでしょう。
まとめ:ベビタピはインフルエンサーを起用した新しいスタイルのお店
実店舗でのインフルエンサー起用は、まだまだ前例の少ないビジネスモデルです。しかし今後、ベビタピのような店舗が流行する可能性もあります。
ブランド認知度向上や売上アップにつながる可能性を秘めていますが、課題点をしっかりと把握し、準備を進めることが成功の鍵といえそうですね。
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