Xの“パロディアカウント”ってなに?自分も設定したほうがいいの?設定手順や注意点を解説

なんとなくXを眺めていると、あるユーザー名の下に見慣れない仮面のマークと「パロディアカウント」の文字が…「なんだこれ?」「いつから?」と思ったことはありませんか?
実はこの機能、2025年1月から導入された、ユーザーがアカウントの真偽を一目で理解しやすいよう、誤解や混乱を防ぐことを目的として追加されたもの。
そこで本稿では、パロディアカウントの意味や、表示させる方法、「どんなアカウントが表示したほうがいいの?」などについてわかりやすく解説していきます。


目 次
そもそもパロディアカウントとは?
Xのパロディアカウントとは、X上で著名人や企業などを模倣したアカウントのことを指します。
これらのアカウントは、風刺やユーモア、ファン活動を目的としてポストが投稿されることが多く、他のユーザーが公式アカウントかと誤解しないようにするために導入されました。
例えば、アイコンに推しの写真を使用して利用している人や、有名人の口調を真似て面白い投稿をしている人。
悪意あるなりすましではなくて、あくまで投稿主が一般ユーザーであるとわかりやすくしてくれるのが「パロディアカウント」のラベル表示です。
導入された理由は「公式マーク」が有料化されたから?
かつては認証システム(青いチェックマーク)が、「著名で信頼に値するアクティブなアカウントであること」であるという指標になっていました。
しかし、2023年1月11日より、有料のサブスクリプションサービス「X Premium」に加入することで誰もがかんたんに取得できるようになり、「おすすめい表示されやすい」「収益をあげたい」などの様々な理由からチェックマークをつけるユーザーが増加。
青いチェックマークの「公式である」という信頼性が揺らいでしまい、偽アカウントとの区別が難しくなったことが導入された背景だといわれています。
どんなアカウントが表示設定するべき?
とはいえ、自分がパロディアカウントに該当するのかどうか、判断に迷っている人も多いはず。快適で安全なXライフを満喫するために、以下の人は導入を検討してみてもいいかもしれません。
・有名人の写真やイラストをアイコンにしている人
・アカウント名に、推しの名前やグループ名を入れている人
・有名人やキャラクターの口調を真似て、公式感のある投稿をユーモアとして楽しんでいる人
ファンや仲間内での利用であっても、Xは不特定多数の人が閲覧できます。
もし不安なら、プロフィール欄に「非公式です」「本人ではありません」などの文言を追加するのもいいかも。
念のために設定しておくことで、安心して利用できますね。
パロディアカウントの設定方法とは
それでは実際に、パロディアカウントのラベルをつけてみましょう! 現在(2025年3月20日時点)ではラベル設定は個人の任意ですが、無用なトラブルを防ぐためにも、該当するアカウントは早めに設定することをおすすめします。
設定方法は、以下のような手順で行えます。
・設定メニューにアクセス
・左メニューの「もっと見る」から「設定とプライバシー」を選択
・「アカウント」→「アカウント情報」に進みます
(必要であればここでパスワードを入力)
・「パロディ、コメンタリー、ファンアカウント」という項目を選び、「OK」を選択
・チェック欄にチェックをつけます
以上の設定をすると、プロフィールと投稿に「パロディアカウント」のマーク及びラベル表示されます。
実際に導入しているアカウントはあるの?
一見、自らパロディアカウントと名乗るのはなんだかマイナスなイメージをもたれそう…、と思ってしまうかもしれませんが、ご安心あれ。
きちんと表示することでユーザーからの信頼度がアップしますし、実際表示させているアカウントが増えてきています。
例えば、以下の2人です。
・みちおが言いそうなことbot(@michio_isou_bot)
こちらのアカウントは、お笑いコンビ「トム・ブラウン」のみちおさんが漫才のつかみなどで言いそうなフレーズを投稿するXのアカウントです。
みちおさんの独特でシュールな発言を模倣した内容が特徴で、みちおさん本人からも公認されています。
・月曜が近いよbot(@ChocodateMonday)
こちらのアカウントは、人気ゲーム「アイドルマスターシャイニーカラーズ」に登場する園田智代子を模したアカウント。
楽曲「チョコデート・サンデー」の2サビの一節である「月曜が近いよ」という歌詞を繰り返すMADを、日曜日に投稿しています。
月曜日が始まることの憂鬱感を増してくれるユーモアのあるアカウントです。
どちらもアイコンは本人。公式から派生したユーモアを投稿しています。
みちおさん本人から公認を受けているなんてすごいですね。
一時は本人よりも多くフォロワーを獲得していたことも話題になりました。
パロディアカウントを設定しないまま、利用していたらどうなっちゃうの?
悪意あるなりすましでなくとも、パロディラベルを設定せずに利用していた場合は様々なリスクが考えられます。
最悪の場合、アカウント停止に…なんてこともあるので、しっかりチェックしておきましょう。
・Xの「誤解を招くアカウント」ポリシーに違反すると見なされ、運営から警告やペナルティを受ける可能性がある。
・他のユーザーから通報され、「なりすまし」として報告されてしまう恐れがある。
ほかにも、推しの有名人アイコンに設定した状態でもしも炎上してしまったら。
世間から「○○のファンって民度低い」「だから○○ファンは…」などど、推しの信頼度やブランド価値を下げてしまう危険性もあります。
推しに迷惑がかかってしまわないよう、アイコンの重要性をしっかり認識した上で、Xライフを楽しんでいきましょう。
まとめ
Xのパロディアカウントは、公式アカウントと区別するためのラベルです。
2025年1月に導入されたばかりのシステムですが、設定しないとトラブルに発展する可能性や、アカウントが停止される恐れもあります。
該当する人は早めに対応しておくと安心ですね。
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