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ライブ配信

配信活動を始める方必見|種類によって異なるマイクの違いと選び方を紹介!

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「これから配信活動をしたいけどマイクの種類が多すぎて何を選ぶべきか悩む」

配信用のマイクを選ぶ際、高いマイクを選べば高音質な環境で配信できるとイメージしやすい一方で、できる限り予算を抑えたいと考えるものです。

筆者もWebライターを始める前、一時期配信活動をしていましたが1番悩んだのがマイク選びです。

そこで本記事では、配信するうえで把握しておきたいマイクの基礎である「マイクの種類」について紹介します。

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【種類別】配信用マイクの特徴

これから配信を始める方は、まずマイクの種類によって特徴が異なる、と把握しておくのがおすすめです。

●ダイナミックマイク
●コンデンサーマイク

それぞれの特徴を順番に紹介していきます。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクはライブハウスやイベント会場などで使われるマイクなだけあり、耐久性に優れています。

内部構造がシンプルなので、壊れにくく湿気にも強いのが特徴です。

配信用マイクの価格もピンキリですが、1万円未満のマイクでもある程度の音質で配信できるので予算を抑えたい方におすすめです。

しかし後述するコンデンサーマイクと比較すると、音質的に劣ってしまうので歌配信には向いていません。

あくまで雑談やゲーム配信のように、話すのがメインの配信に向いているのがダイナミックマイクです。

周辺の音を拾いにくいマイクが多いので、実家暮らしで配信しようと思っている方にも適していると言えます。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは、広い周波数特性が特徴的なマイクなので、高音質の配信用マイクを探している方におすすめのマイクです。

プロのミュージシャンがレコーディングの際に使用しているケースもあるほどのマイクなので、歌配信にも適しています。

しかしコンデンサーマイクは、構造が複雑なのでダイナミックマイクより耐久性が劣ってしまう点はデメリットに感じるでしょう。

マイクスタンドのようなマイクを固定する周辺機器を使っていれば、環境の変化が少なく済むので、配信環境を整えたうえで使用するのが理想です。

周辺の音も拾いやすいので、フィルターや専用のノイズキャンセルツールの導入も検討する必要があります。

コンデンサーマイクは環境を整えるのが手間に感じる一方で、環境さえ整えば高音質な声を届けられるので、予算に余裕がある方は検討材料にしましょう。

配信用マイクを選ぶ際のチェックポイント

配信用のマイクを選ぶ際、以下のポイントに注目しながら選んでいくのがおすすめです。

●指向性
●接続端子
●ミュートや音量調整などの機能

指向性

マイクの指向性とは、マイクが音を拾う方向を言います。

指向性の種類ごとで異なる特徴を以下の表でまとめました。

種類特徴
単一指向性正面の音を拾いやすい
双指向性前後の音を拾いやすい
全指向性360度の全方向から音を拾いやすい

マイクの指向性によって上記の違いがあるので、配信内容や環境で選ぶマイクを決める必要があります。

例えば自分だけの声を拾えばいいなら単一指向性のマイクがおすすめです。

単一指向性のマイクだと、周辺の音を拾いにくくなるので、周りを気にせず配信しやすくなります。

ただし工事音のような騒音レベルになると防げなくなってしまうので、あくまで周囲が静かなのが前提です。

オフコラボのように実際会って収録もしくは配信する場合は全指向性が選択肢になります。

ゲーム配信と歌配信を両立している友人に聞いたところ「単一指向性が無難」と話していました。

接続端子

マイクの接続端子は、大きく分けて「XLR端子」と「USB」の2種類あります。

XLR端子の場合、オーディオインターフェイスを介してPCに接続するので、ノイズが発生しにくい高音質な配信ができます。

しかしオーディオインターフェイスをマイク以外の機器として購入しなければいけないので、費用の負担が大きくなるのがデメリットです。

一方でUSB接続の場合、直接PCに接続するので結果として予算を抑えながら配信環境を整えられます。

XLR端子で接続したマイクの音質と比較すると、どうしても音質は劣ってしまいますが、予算を重視している方はUSB接続がおすすめです。

ミュートや音量調整などの機能

マイクによってはマイク本体にミュート機能や音量調整のダイヤルが搭載されています。

例えば配信をしていて急きょミュートにしたい場合、配信ソフト側でミュートするには一度裏画面に移るような手間がかかってしまうものです。

ミュート機能が搭載されているマイクであれば、実家暮らしの方で起きやすい「親フラ」が発生しても即座に対応できます。

音量調整やノイズキャンセル機能など、マイクによって搭載されている機能が異なります。

予算と相談しながら欲しい機能を洗い出し、マイクを選んでいきましょう。

配信用マイクでヘッドセットを使うのはアリ?

予算を大幅に抑えるため、配信用マイクをヘッドセットで始めようとする配信者も少なくないでしょう。

ヘッドセットのマイクを使えば、マイクの設置場所を気にせず配信できるので、デスク周りが綺麗になりやすいのがメリットです。

しかしヘッドセットのマイクだと、ダイナミックマイクより音質が劣ってしまう恐れがあります。

マイクと口元が近くなるので、音割れが起きやすいだけでなく、息づかいも拾ってしまいます。

リスナーによっては気分を害すケースも考えられるので、できるならマイクとイヤホンは別になる機器を揃えるのが理想です。

当然、最初のうちはなるべく費用を抑えたいと考えるものです。

概要欄に「ヘッドセットマイクで音質が悪い」と書いておく配信者を見かけた経験があります。

リスナーと配信者の二人三脚で配信環境を整えていくような展開も期待できるでしょう。

まとめ

本記事では、これから配信活動をしたいと考えている方に向けて、配信用マイクの基礎を紹介しました。

配信用マイクを買う前に、ダイナミックマイクなのかコンデンサーマイクなのかだけでなく、指向性や接続端子などの違いも把握する必要があります。

配信者によっては概要欄に使っているマイクを記載していたり、Gearticsでまとめていたりするケースもあるので、実際の音質を聞きながら決めてもいいでしょう。

マイクを選ぶにあたって、自分の配信内容と声質が似ている配信者を探しながら、言わば「配信仲間」を見つけてみてはいかがでしょうか。

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ライター紹介

柴﨑 祐介

フリーライター

元お坊さん|(正座苦手な)僧侶歴14年|メディア出演した元説法のプロ|2022年ライター活動開始|電子書籍出版9部門1位|趣味はTwitterとYouTube|「関わった方が喜ぶ姿を見ること」をモットーに活動しています!
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