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【ローソン・ファミマ・セブン】大手コンビニ3社のSNSを比較!~Twitter編~

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「どんな発信内容にすればツイートが伸びるの?」「SNSの運用が難しい」との疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、Twitterを運用している大手コンビニチェーンの3社をそれぞれ比較してみました。

企業のSNSマーケティング活動から学び取れることは数多くあります。

各社それぞれに特徴があり、今回もSNSマーケティングで参考となる点を多く発見することができました。

Twitterマーケティングを運用中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ローソン

ローソンの公式Twitterアカウントは2010年2月より運用を開始。

現時点で5044.8万回のツイートを行なっており、フォロワー数は688.9万人となっています。

Twitterの投稿を行うのは、ローソンクルーのあきこちゃんという公式キャラクターです。

ローソンは自然派・ナチュラルを意識した商品が多く、ヘルシーメニューやプレミアムロールケーキといったクオリティの高いスイーツをこれまでに展開してきました。

店舗内で無印良品の取り扱いも行なっており、他のコンビニチェーンにくらべて比較的落ち着いたブランドイメージがありますね。

3社の中で、Twitterでのつぶやき数・フォロワー数がもっとも多いのがローソンです。

フォロワー数が多い要因としては、フォローとリツイートでスイーツが当たるというキャンペーンを定期的に実施している点であると考えられます。

1日の投稿回数は安定して5〜6回ほどとなっており、関連ツイートのリツイートも多く行なっているようです。

ローソンのTwitterでは、スイーツやホットスナックなどの食べ物の写真を載せる際に、アップの写真を多く採用しています。

食品をアップで載せることによってインパクトが出ていますね。

離れた場所から撮った写真よりも実物に近い感じがして、食欲をそそるような気がします。

また、ローソンが発売する人気スイーツのひとつに「どらもっち」という商品があります。

このどらもっちをキャラクター化し、漫画を投稿したり誕生日企画を実施したりと販売促進につなげる動きも見られ、SNSのマーケティング活用としてとても有効だと思いました。

消費者の心に商品の存在を根付かせることのできるよい施策ですね。

ファミリーマート

ファミリーマート公式Twitterは2009年11月から運用を開始しており、3社の中でもっとも早くTwitter運用をスタートしました。

これまでに854万回のツイートを行ない、フォロワー数は428.8万となっています。

日々の投稿は、宣伝部の日々野優さんというファミリーマート公式キャラクターが発信しているそうです。

1日あたりのツイート回数は少ない日でおよそ2〜3回、多い日はおよそ6〜7回となっています。

ファミリーマート公式Twitterの特徴として、テキストを吹き出しなどで囲むなどの「視覚的な効果」を狙った手法を取っている点が挙げられます。

商品画像の見栄えも意識したツイートが多く、スイーツやランチメニューだけでなくヘルシーなメニューの投稿にも力を入れています。

コメントがゼロの投稿は少なく、ツイートの多くにコメントが寄せられているのが印象的でした。

ファミリーマートは、フォロー&リツイートキャンペーンなども定期的に行なっています。

キャンペーンの賞品がスイーツだけでなく、QUOカードやクーポン、チケットなどさまざまな品を用意しているところもファミリーマート公式Twitterの特徴ですね。

セブンイレブン

セブンイレブン公式Twitterは2010年4月より運用を始め、これまでに715.5万回のツイートを行なっています。

フォロワー数は447.4万人となっており、3社の中で2番目に多いフォロワー数となっています。

セブンイレブンには、ローソンやファミリーマートのような公式キャラクターはいないようです。

1日におよそ4〜6回のツイートを行っているセブンイレブンですが、ローソンやセブンイレブンと比較してコメントや反応がやや少ない印象を受けました。

フォロワー数は多いだけに不思議です。

しかし、インパクトがあり食欲をそそるような写真のツイートには多くのコメントが寄せられていますね。

また、フォロー&リツイートキャンペーンは現在のところあまり行われていないようですが、「1個買うと1個もらえるキャンペーン」などのお得な情報を定期的に発信しています。

3社を比べてわかること

視覚効果の重要性

Twitterは140文字以内で文章を発信するSNSと知られています。

しかし、文章だけでなくツイートに載せる写真や画像も重要な要素です。

反応が多く寄せられている食品系ツイートの大半は、インパクトが強い写真が使われています。

また、テキスト部分にも吹き出しなどの強調できるアスキーアートを使ってみたり、目立つように絵文字を使ってみたりするのも有効な手段でしょう。

以上のことを踏まえると、ユーザーの目に留まるようなインパクトの強い写真やテキストを準備すると良さそうです。

キャンペーンの有用性

Twitterで行うフォロー&リツイートキャンペーンには大きな効果が見込めます。

多くの場合、キャンペーンに参加するにはフォローとリツイートという2つの手順が必要です。

そのため「フォロワー数を伸ばす」ことにもつながりますし、リツイートを行うことでフォロワーのフォロワーへとツイートが「拡散」されていきます。

ローソンが行っている「毎日1万名にプレミアムロールケーキが当たる」というキャンペーンのリツイート数は、20万回程度となっています。

20万回もリツイートされていることを考えると、それだけで大きな宣伝効果がありそうですよね。

フォロワー数がすべてではない

大手コンビニ3社を比べても分かりますが、フォロワー数の多さは、ユーザーの反応の多さにあまり関係しません。

大切なのはフォロワー数ではなく、ユーザーがツイートの内容に興味・関心を抱いているかという点であるといえます。

ユーザーにとって有益な情報や、「(商品を)食べてみたい」「(キャンペーンに)参加してみたい」といった行動を想起させるような発信内容にするのが良いでしょう。

今回は大手のコンビニチェーンで比較しましたが、大手の企業でなくとも武器となる強みが必ずあるはずです。

消費者目線で考え、ユーザーのココロをつかむ発信を心がけたいですね。

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ライター紹介

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フリーライター

1995年生まれの女性フリーライター。 当時2歳の子どもを育てながら、26歳でWEBの世界へ飛び込みました。 SNSの運用やWEB活用方法についての記事をお届けします。
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