X(旧Twitter)のプレミアムプラスとは? 新しく追加されたプランについて解説
2023年10月28日にX(旧Twitter)でプレミアムプラスとベーシックの2つが追加されました。
筆者自身も従来のプレミアムに加入していますが、画面上に「プレミアムプラス」と表示され、驚いたのを覚えています。
そこで本記事では、これまでX(旧Twitter)の有料プランに加入していなかった方や「プレミアムプラスって何?」と感じる方に向けて解説していきます。
従来のプランと違う機能や費用、2つ料金プランが追加されて筆者が感じる不安要素も踏まえてまとめました。
目 次
X(旧Twitter)に追加された2つの新料金プラン
2023年10月28日、X(旧Twitter)に追加された新しいサブスクリプションは以下の2つです。
- プレミアムプラス
- ベーシック
それぞれの機能について解説していきます。
プレミアムプラス
プレミアムプラスに加入する最大のメリットは、広告が表示されない点が挙げられます。
「おすすめ」や「フォロー中」で広告が表示されなくなるので「フォローしているアカウントだけ見たい」と感じている方におすすめです。
従来プランのプレミアムと同じように、返信表示の優先順位が高くなりますが、プレミアムプラスに加入すると優先順位が最大化されるのも特徴です。
ベーシック
2023年12月現在、X(旧Twitter)で1番安く加入できるベーシックの主な機能は、ポスト(旧ツイート)の編集や140文字以上のテキスト入力です。
しかしベーシックは、広告表示数の削減もできず、認証マークの付与もありません。
返信表示の優先順位も、ほかのプランと比較すると上がるのは少しなのがデメリットです。インプレッション数などに応じたX(旧Twitter)の収益化機能や、クリエイターサブスクリプションも使えないので、収益化を目指している方には痛手なプランです。
一方でポスト(旧ツイート)の編集や140文字以上のテキスト入力で十分に感じる方は、コストを押さえて加入できるのがベーシックのメリットです。
従来のプレミアムと何が違うのか
従来のプレミアムと違う点をまとめると、以下の通りです。
プレミアムプラスとプレミアムの違い
プレミアムでは「おすすめ」や「フォロー中」で表示される広告が半減されるのに対し、プレミアムプラスでは、一切表示されなくなります。
返信表示の優先度に関していえば、プレミアムが「中」なのに対し、プレミアムプラスでは「大」になるイメージです。
ベーシックとプレミアムの違い
ポスト(旧ツイート)の編集や140文字以上のテキスト入力などはどちらのプランも利用できます。
しかし、認証マークの付与がベーシックのみ「無し」になります。
返信表示の優先度は、ベーシックの場合「小」になるので、インプレッション数を意識している方は注意が必要です。
X(旧Twitter)の有料プランに加入するための費用
2023年12月現在、X(旧Twitter)で加入できる3つのプランにかかる費用は、下記の通りです。
プレミアムプラス
Webサイト | iOS・Android | |
月額 | 1,960円 | 3,000円 |
年額 | 20,560円 | 35,000円 |
プレミアム
Webサイト | iOS・Android | |
月額 | 980円 | 1,380円 |
年額 | 10,280円 | 14,300円 |
ベーシック
Webサイト | iOS・Android | |
月額 | 368円 | 600円 |
年額 | 3,916円 | 6,000円 |
上記のようにWebサイトから加入するほうがお得に加入できます。
参考:Xプレミアムについて
新料金プランの追加から感じる不安要素
SNSマーケティングの観点から、広告出稿を考えている企業もいるでしょう。
実は2023年11月13日から、広告出稿には「認証マークの付与」が必須になりました。
つまり、プレミアム以上のプランに加入しなければいけないのです。
前述で解説した通り、ベーシックでは認証マークが付与されないので「安く加入して広告出稿しよう」と考えている広報担当の方は注意しましょう。
また、X(旧Twitter)を趣味の範囲で利用している方にとっても「スパム投稿」が不安要素として挙げられると筆者は感じています。
フォロワー数の多いインフルエンサーが発信したポスト(旧ツイート)に、何件もリプライしているアカウントを見かけます。
フォロワー数を稼ごうとして「続きはプロフへ」と、プロフィール誘導している運用をしているアカウントにも注意が必要です。
トレンドワードの内容が気になるユーザーの大半が「何が起きているのか」気になるからでしょう。
しかし、フォロワー数稼ぎを目的にしているようなアカウントは、インプレッション数も意識しているので、不自然な形でトレンドワードを入れ込んでいます。
筆者自身もX(旧Twitter)を利用する中で「この内容、トレンドに関係ない」と感じた場合、そっと「ミュート機能」を活用しています。
まとめ
本記事ではX(旧Twitter)に追加されたプレミアムプラスとベーシック、そして従来のプレミアムそれぞれの違いや特徴、費用などについて解説しました。
プレミアムプラスは「プラス」と呼んでいるだけあり、機能性が充実しています。
一方でベーシックは、最低限の機能は利用できますが、収益化や広告表示の削減ができないのがデメリットです。
有料プランに加入して集客や収益化などを目指している方は、一度「加入する目的」を明確にしてから検討していきましょう。
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