さらに厳しくなったXの収益化プログラムとは? 最新の条件について解説

2023年7月に始まった収益化プログラムですが、今年に入ってから、さらに収益化の条件が厳しくなったのをご存じですか?
実際に今年、フォロワー数10万人弱のユーザーが収益化しようとしたところ、“ある条件”だけ満たされず収益化できなかったという投稿が流れてきました。
具体的にどんな条件へと変更されてしまったのでしょうか。詳しい情報を本記事でまとめていきます。
Xでの収益化を目指している方はぜひご参考ください。


目 次
Xの収益化プログラムについて
Xの収益化プログラムは、2023年7月より開始されました。簡単に言うと、Xのクリエイターがコンテンツを投稿し、それで収益を得ることができる仕組みです。
主に、「広告収益の共有」と「X Premium(有料サブスクリプション)」による収益化が行われています。
広告収益の共有は、Xで投稿されたコンテンツに表示される広告から得た収益の一部を、作成したクリエイターに還元されるものです。
一方のX Premiumでは、フォロワーがクリエイターをサブスクライブすることで、定期的な収益を得ることができます。
さらに、Xは「Tips」機能を通じて、フォロワーから直接支援を受けることも可能です。
スタート時に収益化したアカウント例
Xの収益化プログラムが開始されて間もなく、収益化されたことを報告するユーザーが出てきました。
ネットニュースにも取り上げられて話題になったのは、ひろゆきさんです。
ひろゆきさんは、画像にてXの収益配分を公開し、2328ユーロ振り込まれていたことを投稿しました。
Twitterの広告プログラムが始まったので、登録してみたら2328ユーロ振り込まれてた。約36万6000円。
— ひろゆき (@hirox246) August 8, 2023
Twitterで呟いてるだけで暮らせる人が出てきそうですな、、、 pic.twitter.com/Yd0OBkE0a0
当時のレート換算で、1カ月あたり日本円にして「約36万6000円」です。
Xだけでも十分に暮らしていけるほどの金額ですが、ひろゆきさんのXのフォロワー数は264.2万人。この規模のアカウントでこの金額と考えると、Xだけで食べていくには非常に険しい道のりかもしれません。
Xの収益化プログラムの条件【2025年3月時点】
そんなXの収益化プログラムですが、たびたび利用規約が改定されて条件が厳しくなっています。
2025年3月時点でのXの収益化プログラムの条件は下記の通りです。
<Xの収益化プログラムの条件>
・プレミアムにサブスクライブして認証を受ける
・過去3か月間のポストに対するインプレッションが500万件以上
・プレミアムのフォロワーが500人
なかでも、収益化したいXユーザーを阻む条件が、「プレミアムのフォロワーが500人」です。冒頭でもお話しした“ある条件”がこちらになります。
しかし、収益化プログラムが開始された当初は、プレミアムに関わらず「フォロワー500人」で収益化することが可能でした。
“プレミアム”のフォロワーが500人に
この「プレミアムのフォロワーが500人」の条件に変更されたのは、2024年11月。
さらに「過去3か月間のポストに対するインプレッションが500万件以上」および「プレミアムのフォロワーが500人」の2つの条件は“維持”する必要があります。
実際、今年2月に収益化しようとしたソノダマン(@yoppeleah)さんは、「プレミアムのフォロワーが500人」の条件が満たされず、“収益化の資格がない”ことが判明したと投稿されています。
学生の頃からずっと好きなバンドのメンバーに「ツイッター収益化した方が絶対良い。なぜなら〜」とちゃんと理由を説明していただいたので、それならばとプレミアムになってみたら実は収益化の資格がないということが判明して、ただ金払ってツイッターやってるだけみたいになった。散々通知来てたのに。 pic.twitter.com/Afqi1I5GL8
— ソノダマン (@yoppeleah) February 20, 2025
ソノダマンさんは、現在(2025年6月時点)9.4万人のフォロワーを抱える人気アカウントなのですが、それでも「プレミアムのフォロワー」の壁は厚いようです。
収益化できるかはフォロワーの層も関係?
ただし、これはフォロワーの層も関係しているのかもしれません。
ソノダマンさんは、音楽ライブのレポートやセットリスト投稿などで人気を集めており、フォロワーの多くが音楽好きのアカウントです。
そのため、Xに課金するほどアクティブに使用しているユーザーが少なく、プレミアムのフォロワーも少ないのでは、と考えられます。
あくまでも筆者の推測ではありますが、ビジネス系のアカウントだと、もう少しプレミアムのフォロワーの割合も変わってくるのかもしれません。
まとめ
今回は、Xの収益化プログラムについて最新の条件を解説していきました。
どんどんと厳しくなっていく条件に対して、不満を抱えるXユーザーは非常に多いようです。
しかしこの改定のペースを見るに、今後も変更されることは大いにありえるでしょう。
Xのプログラム改定は非常に流動的なので、特に収益化を目指している方は随時公式をチェックすることをおすすめします。
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