YouTubeショートって稼げるの?メリットや2023年2月からスタートした収益化の条件を解説
近年、需要が高まっているYouTubeショート動画。
今まで広告がつかなかったため、利益を得ることが難しいとされていました。
しかし、2023年2月よりYouTubeショートの収益化がスタート!
広告収入によってどれほど稼げるようになったのか。そもそも収益化の条件はあるのか。
いろいろと気になる疑問を含め、YouTubeショートについて本記事で解説していきます。
目 次
YouTubeショートとは
YouTubeショートとは、最大60秒の短尺動画を投稿・閲覧できるサービスです。
TikTokのような縦長動画で、気軽に見られることからユーザーの人気を獲得しています。
2020年9月にインドにてベータ版のサービスが開始され、日本では2021年9月より始まりました。
2022年9月の発表*によると、1日の視聴回数は300億回越え、月間ログインユーザー数は15億人に達しているといいます。いかにショート動画の需要が高まっているかが見て取れますね。
*日本版 YouTube公式ブログ参照
YouTubeショートのメリット
そんなYouTubeショートの具体的なメリットはどのようなところにあるのでしょうか。
分かりやすく3つにまとめてみました。
縦長動画で気軽に見られる
1つ目は、縦長のフォーマットで気軽に見られる点。
まずYouTubeショートは縦長動画なことが条件であり、わざわざスマートフォンを横にする必要がありません。さらに最大60秒という短さからスキマ時間にサクっと楽しむことができます。
短い動画だからこそ内容が凝縮されており、普段から忙しい方や長い動画が苦手な方にはぴったりです。
また、アプリの画面下に表示されるメニューツールに「ショート」項目があるため、アプリを開いてすぐに閲覧できるのも手軽さを助長させるポイントでしょう。
動画の再生回数や登録者数が伸びやすい
2つ目は、一般的な動画に比べて再生回数や登録者数が伸びやすい点。
YouTubeショートは、動画の再生回数やチャンネル登録者数に関わらずユーザーの関心度が高そうな動画が優先的に表示されるシステムです。
そのため、動画の再生回数が伸び悩んでいても、始めたばかりで登録者数が少なくても、何か1つの動画がヒットすれば一気にユーザーに拡散される可能性を秘めています。
またTikTokのメインユーザー層が10代なのに対し、YouTubeは10~40代と非常に幅広いため、より多くのユーザーの目に留まりやすい利点もあります。
撮影から編集までの負担が少ない
3つ目は、撮影から編集までの投稿者の負担が少ない点。
当たり前ですが一般的な動画はショート動画に比べると時間が長く、その分撮影にかかる時間も編集にかかる時間も必然的に長くなります。
また、プロが使用するような動画編集ツールを用いてPCで編集する場合も多いです。
ですがYouTubeショートなら、スマートフォンとYouTubeアプリがあれば完結します。
これなら圧倒的に負担が少なく、投稿者側も手軽に取り入れられますね。
〈2023年2月スタート〉YouTubeショートの収益化
では、2023年2月よりスタートしたYouTubeショートの収益化はどのようなものでしょうか。
収益化の条件~どれほど稼げるのか~
収益化には大きく分けて2つの条件があります。
条件その①チャンネル登録者数1000人以上
条件その②直近90日間の視聴回数1000万回以上or直近1年間に公開した動画(ショート動画を除く)の総再生時間が4000時間以上
ただし、収益化の対象となる動画はオリジナルコンテンツのみ。テレビ番組や映画の切り抜き、YouTubeや他プラットフォームの転載動画といったオリジナルではない動画は対象外となります。
肝心の“どれほど稼げるのか”という問題ですが、この件について登録者400万人越えのトップYouTuber「水溜りボンド」さんがYouTubeショートに関する動画を公開。
YouTubeショートが開始した当初からショート動画に力を入れてきたお2人は、収益化の条件に対し「めっちゃ厳しいじゃん」とコメント。もちもん水溜りボンドのチャンネルは条件を満たしているものの、“直近90日間の視聴回数1000万回以上”は厳しいと感じるようです。
また、収益化がスタートしてからチャンネルの収益はどう変化したのかについては、正直に“赤字”と回答していました。
しかし理由として、高額な商品を購入して紹介するなどショート動画に力を入れているからだと話しています。その点は、スマホで完結するYouTubeショートなので、動画にかかる費用が高くなければ、その分利益を得られることでしょう。
とはいえ、第一関門の条件をクリアしないことには収益は得られないため、まずは動画の再生回数を伸ばすことが重要になってきますね。
収益化の申請方法は簡単で、YouTubeのパートナープログラムに参加すること。そこで運営側の審査に通れば、投稿するショート動画の間に広告がつくようになります。
広告収入以外で収益を得る方法
上記の収益化に加えて、YouTubeパートナープログラムクリエイター*の資格条件を緩和し、より視聴者ファンティングが活用しやすくなる予定となっています。
*クリエイター向けのパートナープログラム。YouTubeのサポートを受けられたり、広告収入やYouTube Premium利用者の視聴による収益を得ることができます。
ここでいう「視聴者ファンティング」が、広告収入以外で収益を得る方法です。
【視聴者ファンティング一覧(一部)】
・Super Thanks
通常の動画における課金機能。Super Thanksを購入することで、ユーザーからクリエイターに拍手を送って応援することができます。
・Super Chat
ライブ配信や動画のプレミア公開時における課金機能。視聴者はチャット機能を介して、いわゆる「投げ銭(スパチャ)」と呼ばれるお金を送ることができます。
・Super Stickers
ライブ配信や動画のプレミア公開時における課金機能。「Super Chat」と似ており、チャットフィールド内にデジタルメッセージまたはアニメーションメッセージを表示することができます。
・チャンネル メンバーシップ
視聴者が月額料金を支払うことでチャンネルのメンバーになる課金機能。一般的なファンクラブのようなものです。メンバー限定の動画やライブ配信、メンバー用バッチの取得など独自の特典を受けることができます。
まとめ
YouTubeショートの収益化が開始されたことで、よりショート動画への参入が活発化しています。そんな注目されている時だからこそ、YouTubeショートを始めることに意味があるのではと感じました。
YouTubeの「切り抜き動画」も流行っていることから、ユーザー需要は非常に高いと言えます。
本記事が、YouTubeショートを導入する際の参考となりましたら幸いです。
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