YouTube最強ジャンルは「幼児向け」だった?億超え動画に学ぶ成功の法則

「YouTubeで成功したい」と思うクリエイターは多いですが、競争が激しく、トレンドに左右されやすいのが実情です。
その中で安定して再生回数を伸ばし、数年単位で視聴され続ける『最強ジャンル』があります。
それが 幼児向け動画 です。
流行り廃りがなく、子どもたちは気に入った動画を繰り返し視聴し、さらに子育て世代は常に一定数存在。
実際に億を超える再生回数を誇る動画の多くが幼児向けであることからも、その強さが裏付けられています。
本記事では「なぜ幼児向けが最強なのか」をマーケティングの視点からひも解いていきます。


目 次
再生回数『億超え』の幼児向け動画
実際に、再生回数『億超え』の最強動画たちをチェックしてみましょう!
メルちゃん
チャンネル登録者数272万人を誇る最強アカウント『@70cleam』。
メルちゃんやリカちゃん人形などを使い、お買い物動画やおままごと動画を投稿しています。
一番人気のメルちゃんの動画は、なんと再生回数1.3億回。
バスのタイヤ
登録者数1.9億人を超える幼児向けチャンネル『@Cocomelon』。
「バスのタイヤ」の再生回数は、驚愕の78億回です。
世界中の子供達が繰り返し視聴していることがわかります。
ベイビーバス
登録者数523万人を誇る『@BabyBusJP』。
カラフルなアニメーションを楽しみながら数字の勉強ができる「10個のドーナツ」は、再生回数1.3億回を突破しています。
大人が安心して見せられる動画ばかりで、半永久的に再生回数が伸びること間違いなし。
なぜ幼児向け動画は強いのか
数ある動画ジャンルのなかでも、なぜ幼児向け動画は再生回数が稼げるのでしょうか。
繰り返し視聴の特性
幼児は気に入ったコンテンツを何度も見たがる習性があります。
たとえば「同じ歌を1日に何十回も聞きたがる」「お気に入りのアニメを繰り返し再生する」といった行動は、多くの親が実感していることでしょう。
この『リピート視聴』が再生回数の底上げにつながります。
大人向けのトレンド動画は一度見て終わりになりがちですが、幼児向けは繰り返し消費されるため、1本の動画でも長期的に再生数が伸びていくのです。
新規視聴者の流入
YouTubeの大人向けコンテンツは、時間の経過とともに新鮮味を失いがちです。
一方、幼児向け動画の場合、2歳・3歳の『初めてYouTubeを楽しむ世代』が循環的に登場します。
そのため動画の需要が途切れることはありません。
親による動画選択の安定化
幼児自身が動画を探すのではなく、親が「安心して見せられる動画」を選ぶケースが多いのも特徴です。
すると、ブランド化されたチャンネルや知名度の高いコンテンツが繰り返し選ばれやすくなります。
視聴履歴やおすすめに出てくることで、特定の動画がさらに強固な地位を築くのです。
親が選ぶ=安全性や教育性が重視されるため、安心ブランドを確立できたチャンネルは長期的に再生され続ける傾向があります。
マーケティング面での強み
幼児向け動画をマーケティングの観点から考察してみましょう。
安定した広告収益基盤
YouTubeの収益モデルは視聴回数に依存します。
幼児向け動画は再生数が膨大で、しかも長期間にわたり安定した視聴が見込めるため、広告収益が持続的に発生する点は大きなメリット。
さらに、ファミリー向け広告主との相性もよく、教育系おもちゃや食品、学習サービスなど幅広いスポンサーが価値を見出しています。
視聴者が毎年循環するため、広告価値が下がらないのも強みです。
数年・数十年にわたるコンテンツの『資産化』
一般的なYouTube動画は、数週間〜数か月で視聴のピークを迎え、その後は再生が急激に落ちていきます。
しかし幼児向け動画は異なり、数年前の動画がいまだに毎日数百万回再生される例も珍しくありません。
つまり、1本作れば『資産』として積み上がり続けるのです。
キャラクターグッズ化や関連IP展開
幼児向けコンテンツの強みは、動画収益だけにとどまりません。
人気キャラクターが確立されれば、アニメ化やおもちゃ化、絵本やアプリ展開など、クロスメディア戦略が可能になります。
実際に、YouTube初の100億回再生を突破した「Baby Shark」は、グッズ展開やミュージカル公演にまで広がり、CoComelonはNetflix配信も成功しています。YouTube発のキャラクターが世界的なブランドに成長するケースは多く、収益の多角化を実現できるのです。
まとめ
YouTubeにおいて幼児向け動画は、過度な視聴依存やアルゴリズム依存といった課題も存在しますが、それを超える強みがあるのは間違いありません。
流行に左右されない幼児向け動画は、YouTubeでの成功を狙う上で大きなヒントを与えてくれるジャンルといえるでしょう。
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