Z世代の次は「α(アルファ)世代」? 7つの特徴や価値観を解説。今増えているα世代マーケティングの訴求方法も
これからの時代を担う存在として、Z世代を意識したマーケティングを行う企業は少なくありません。
そんな中、Z世代の次の「α(アルファ)世代」に注目している企業が増えていることをご存じでしょうか?
今回は、◎α世代の年齢層、◎α世代の7つの特徴や価値観をお届けします。また企業の方向けに、α世代マーケティングの訴求ポイントもまとめました。
本記事を通して、“時代の先取り”をしちゃいましょう。
目 次
α(アルファ)世代は何歳から?
α世代とは、Z世代の次の世代にあたり、2010年~2024年頃までに生まれる世代です。
つまり2024年現在では0歳~14歳となり、今最も若い世代となります。
別名「ジェネレーションα(アルファ)」とも呼ばれており、その親世代の多く1980年代前半~1996年に生まれたミレニアル世代(Y世代)です。
α世代の特徴や価値観〈7選〉
では、α世代はどういった特徴や価値観を持っているのでしょうか。Z世代と似ているようで違う7つの観点から解説していきます。
真のデジタルネイティブ
α世代は、生まれたときからデジタルが身近にあった真のデジタルネイティブです。
Z世代もデジタルネイティブですが、幼少期からスマートフォンやパソコンなどの電子機器に触れあってきたα世代は、よりデジタルネイティブだと言えます。
ミレニアム世代である親がスマートフォンを持っていることも関係しているでしょう。
近年、子育てにYouTubeを活用する方が増えており、絵本ではなくYouTube動画を見て育った子どもも少なくありません。
AIが当たり前
2010年以降に生まれたα世代は、AI(人工知能)が当たり前な環境にいます。
飲食店でのAI配膳ロボットが普及していたり、2022年にリリースされたチャットGPTの教育への導入が検討されていたりなどなど。
今後さらにAIの進化が進めば、より身近な存在として日常生活に溶け込んでいくかもしれません。
真のタイパ重視
α世代はモノ消費(形ある商品の購入)よりコト消費(形ないサービスの体験)に価値を見出す傾向にあり、真のタイパ重視だと言えます。
Z世代もタイパ重視ではありますが、α世代は幼少期からデジタルネイティブであることから、さらにその傾向が加速しているのでしょう。
動画を倍速で見たり、SNSで最新トレンドを収集したりなどが挙げられます。
オンラインの交流に抵抗がない
SNSやネットゲームの普及から、オンライン上でのコミュニケーションに抵抗がないのもα世代の特徴です。
対面経験のない他人であっても、SNSのコメント欄やDM、ゲームのチャット通話といった場でシームレスな会話が行えます。
また、幼少期にコロナ禍を経験していることも大きいでしょう。吸収力の高いこの時期に、オンライン授業に慣れ親しんだ結果といえます。
ダイバーシティな考え方
ダイバーシティとは、直訳で「多様性」を意味し、集団において年齢・性別・国籍・思想などの違いを持った人々が共存している状態のこと。
α世代は、オンライン上での交流が当たり前になったことから、多種多様な価値観に触れることが当たり前の時代に生まれました。
そのため、多様性を尊重した柔軟な考え方を持っている人が多いのです。
審美眼が養われている
SNSをはじめとしたネット上には、膨大な情報で溢れかえっており、それらを容易に知ることができます。
そんなSNSを幼少期から使いこなすα世代は、さまざまモノやサービスを見てきた分、審美眼が養われています。
また成長していくにつれ、さらにSNSから多くの情報に触れて、さらに目利きが鋭くなるでしょう。
キャッシュレス派
世の中のキャッシュレス化は年々進んでいます。
α世代が生まれた頃にはキャッシュレス決済はすでに始まっており、PayPayや交通系IC、クイックペイなど全国的に使用できる店舗は増加を続けています。
また親世代が当たり前にキャッシュレス決済を利用しているところを間近で見ているため、よりキャッシュレス志向は高まることが予想されます。
α世代マーケティングの訴求ポイントとは
α世代の特徴や価値観をおさえた上で、今後さらに熱くなるα世代マーケティングの訴求ポイントを最後にお伝えします。
ポイント①SNSやネット上でのPRは「短尺動画」を
ポイント②「メタバース」や「ライブコマース」を取り入れる
ポイント③広告は「質の良さ」を重視する
ポイント④オンラインに「オフライン」を織り交ぜる
ポイント⑤親世代の「ミレニアム世代のツボ」も意識する
まずタイパ重視のα世代を意識して、PRは“質の良い”短尺動画がおすすめ。さらにオンラインに馴染みがあることから、メタバースやライブコマースでの商品購入を取り入れることも良いでしょう。
また、オンライン慣れしていることを逆手にとり、オフラインでの体験を織り交ぜることで新感覚なインパクトを味わってもらえるかもしれません。
ちなみに2024年現在では、α世代は大きくても14歳の代となりますので、親世代に刺さるようなマーケティングを視野にいれることも一つの手です。
α世代マーケティングで、長期的に支持されるマーケティング戦略を考えてみてください。
まとめ
新時代を切り開いていく存在として、じわじわと注目を集める「α(アルファ)世代」。
Z世代の次の世代ではあるものの、似ているようで違う特徴や価値観を持っています。今後さらに、α世代を意識したマーケティングが社会に浸透していくでしょう。
今回解説したα世代の訴求ポイントをおさえ、自社のマーケティングに取り入れてみてはいかがでしょうか?
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