SNS使用率89%!?SNSユーザー爆増の韓国から学ぶマーケティング戦略と韓国のSNS事情
みなさんは韓国でのSNS使用率についてご存じでしょうか。
SNS使用率の世界平均が53%であるのに対して、韓国のSNS使用率はなんと89%です。
圧倒的な使用率から、韓国がSNS大国であることがわかります。
もちろん、韓国企業もSNSをマーケティングにどんどん活用しているのですが、日本企業のマーケティングとはどのような違いがあるのでしょうか。
今回の記事では、そんな圧倒的なSNS使用率の韓国に焦点を当てて、マーケティング戦略を掘り下げます。日本企業も、効果的なポイントは徹底的にマネしていきましょう!
目 次
韓国のSNS事情
韓国で人気があるSNSは「カカオトーク」「Instagram」「YouTube」です。
日本ではあまり聞きなれないカカオトークですが、韓国企業が開発・提供しているアプリですので、韓国では馴染みがあるのでしょう。カカオトークはLINEのような無料通話・メッセンジャーアプリです。
日本でもお馴染みのInstagram。
韓国でも若者の使用率が圧倒的に高く、最近では韓国人インスタグラマーが注目されています。
韓国人は美意識が高いと言われていますので、自分の見せ方をよく知っているインフルエンサーが多いのでしょう。
特にファッションやコスメに特化したインスタグラマーが多く、世界中からフォローされている人も存在します。
全世界的に人気のYouTube。
韓国ももちろん例外ではなく、近年では韓国人が発信するYouTubeの動画内容に幅が出てきており、動画視聴が活発であることがわかります。
美容系や大食い系は根強く、最近は音フェチ向けのASMR動画も人気です。
日本でも韓国人YouTuberが人気なことに目を付け、日本語の字幕を付けて発信している人もいるくらいです。
韓国におけるSNSマーケティングの特徴
これだけSNS使用率が爆増している韓国。
企業もマーケティングの手法としてSNSを使わない手はありません。
では、韓国のSNSマーケティングにはどんな特徴があるのでしょうか。
インフルエンサーマーケティング
先でも述べた通り、韓国人は美意識が高く、一般人でも自分の見せ方がうまいことが特徴です。
写真の撮り方はもちろん、さらに美しく見せるための加工技術にも長けています。
日本では芸能人やインフルエンサーでない限り、SNSで毎日のように自撮をし、アピールすることはどちらかというと毛嫌いされる傾向にあります。
しかし韓国人では、有名インフルエンサーでなくとも、SNSで自分の世界観を作り出し、発信し続ける人が多く存在します。
ですから、自己表現をし続けているうちにいつしかフォロワーが増え、企業なども目を付けるような存在になるケースが多くあるのです。
つまり、韓国人は皆「SNS映え」を意識しているので、必然的にインフルエンサーマーケティングが盛んとなるのです。
コスメやファッション関係のインフルエンサーが特に多いことも理解できますね。
韓国のマーケティングは、SNSが発展した現代にマッチしているのです。
韓国は国内ではなく、世界を見ている
韓国の人口は5100万人であり、日本の半分以下です。
日本では国内でヒットすればある程度の規模となりますが、韓国国内のヒットでは市場として小さいといえます。
言い換えれば、日本は日本国内を市場とし、韓国は世界を市場とせざるを得ないのです。
韓国企業は、海外で売れなければヒットといえないので、必然的に常に世界進出を考えています。
この日韓のスタンスの違いは大きいといえます。
「新しいもの好き」&「スピーディー」
韓国商品は日本以上に目まぐるしく移り変わっています。
コスメは特に顕著に表れており、新商品が続々出ています。
さらに、韓国はビジネスにおいてのさまざまな決定がスピーディーなことが特徴です。
日本では打ち合わせ後に一度持ち帰り、上司の了承を得て・・・と時間がかかるので、その点は韓国ではあまり受け入れられないでしょう。
あらゆる決定がスピーディーで、次々と出される新商品。
韓国商品は消費者を飽きさせません。
まとめ
近年、K-popや韓流ドラマ、美容と話題が尽きない韓国。
さらにSNSでは「映え」であふれています。
韓国がここまでSNSマーケティングで成果を上げている理由は、やはり世界的視野で考えているからでしょう。
そしてインフルエンサーを効果的に起用してみせる戦略で成功した点は大きいといえます。
ファッションやコスメを代表として、ビジュアル重視の発信を徹底しています。
SNSが普及した現代では、商品説明の記事やセンスのあるキャッチコピーなんかより、視覚的印象で攻めることがとても重要だとわかりました。
そして、小さな国内市場だけでは生き残れないといった危機感が、世界進出につながったことは明白です。
ハングリー精神が、企業を、もっといえば政府を動かす原動力になっていることは間違いありません。
世界進出を目指している企業のマーケティングの担当者は、韓国のマーケティング戦略を参考にするといいでしょう。アジアの最強のライバルです!
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