VTuberとして配信するには何が必要? 揃えておきたい機材を紹介します
VTuberになるためにはアバター制作だけでなく、パソコンやマイクなどの機材を揃えなければいけません。
しかし中には「できればコストを押さえて機材を揃えたい」と考える方もいれば、「予算に余裕があるから良い機材が欲しい」など考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、VTuberとして配信するうえで最低限必要な機材と、予算に余裕がある方に向けたおすすめの機材をそれぞれ紹介します。
最低限必要な機材に関しては、機材ごとにおすすめのスペックや種類など取り上げているので、ぜひ参考にしてください。
目 次
VTuber活動で最低限必要な機材
VTuber活動で最低限必要になる機材は、以下の通りです。
- パソコン
- Webカメラ
- マイク
- キャプチャーボード
順番に解説していきます。
パソコン
VTuber活動をするには、ビジネス用パソコンではなく「ゲーミングパソコン」を用意するのがおすすめです。
ゲーミングパソコンは、メモリの消費が激しいゲームや動画の編集に耐えられる機種が多く、スペックの高さが魅力の1つです。
選ぶ際は、以下のスペックを目安にしましょう。
メモリ:最低でも8GB以上(余裕があれば16GB以上)
CPU:Intel Core i7以上
HDD:200MB以上
GPU:NVIDIA GeForce GTX 850M 相当以上
ゲーム配信経験がある筆者のおすすめは「GALLERIA(ガレリア)」のゲーミングパソコンです。
スペックを気にすれば気にするだけ、高額になってしまうので注意しましょう。
Webカメラ
Webカメラは、アバターの表情を作り出すための「フェイストラッキング」、つまり顔認証する際に必要な機材です。
実写で活動しているYouTuberほど高額なカメラを用意する必要はありませんが、以下のポイントに注目しておきましょう。
解像度:720p(余裕があれば1080p)
フレームレート:30fpsもしくは60fps
取り付け方法:三脚、クリップ、マグネットなど
VTuber活動では「1280×720」のHD画質が出力できれば、基本的には問題ありません。
マイク
マイクはVTuberの声質に影響する重要な機材です。
雑音が入ってしまうと配信を視聴するリスナーに不快な思いをさせてしまう可能性があるからです。
最初のうちはハイスペックなマイクを揃える必要性はありませんが、最低限「USB接続コンデンサーマイク」を選びましょう。
【コンデンサーマイクの特徴】
- クリアな音質を届けられる
- 集音方向が決まっている
コンデンサーマイクとは異なる「ダイナミックマイク」もありますが、音質が悪かったり集音範囲が広いので配信向けとは言えません。
キャプチャーボード
キャプチャーボードとは、映像や音声をパソコンに取り込み、配信に移すための機材です。
主な活用場面はゲーム配信になるので、配信内容によっては必要ない場合もあります。
SwitchやPS4/PS5などのゲーム画面や音声を出力するために接続し、録画や録音を行います。
パソコンで遊べるゲームの場合、キャプチャーボードは必要ないので、配信で遊ぶゲームによっては必要になる機材です。
またキャプチャーボードには、パソコンに内蔵されている「内蔵型」と、持ち運びに便利な「外付け型」の2種類あります。
高い処理能力を求めるなら、内蔵型のキャプチャーボードがおすすめです。
【予算に余裕がある方向け】配信環境を充実させる機材
ここからは機材を揃える予算に余裕がある方に向けて、おすすめの機材を紹介します。
今回紹介するのは、以下の機材です。
- StreamDeck
- オーディオインターフェイス
- ミキサー
StreamDeck
StreamDeckとは、ライブ配信をするうえで「BGMを流す」「画面を切り替える」などの動作をボタン1つで操作できる機材です。
ほかにもアバターの表情を変えるのもボタン1つで操作でき、各ボタンをカスタマイズできます。
また日によって、ゲーム配信なのか雑談配信なのか、異なるゲームジャンルのプレイなど、複数のプロファイル設定ができるのも特徴です。
どのボタンに何を配置したのかわかりやすく設定もできるので、カスタマイズの幅は無限大といえます。
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスとは、音声を高音質に変換するための機材です。ライブ配信だけでなく、声質を重視した録音にも活躍します。
しかしながら、比較的高額で10万円を超える機材もあるため、予算に余裕がある方に限った機材になることに注意しましょう。
ハイスペックのマイクとオーディオインターフェイスを掛け合わせれば、これまでにない高音質な声を配信や動画で届けられます。
ミキサー
ミキサーとは、音のバランスを調整するための機材です。
もともと舞台の音響や映画で活用されているのが主流な機材なため、音質を重視する方におすすめです。
特に歌配信をする方は、声やBGMのバランスを調整できるので、配信に慣れて収益化につながったご褒美として購入するのが良いでしょう。
まとめ
本記事ではVTuber活動において最低限揃えておきたい機材と、予算に余裕がある方に向けたおすすめの機材をそれぞれ紹介しました。
VTuberで活動するには、機材以外にもアバターの制作費用がかかってしまいます。
これからVTuberになって活動したいと考えている方は、まずはアバター制作なしで行うのも1つの手です。
筆者自身、VTuberの活動経験はありませんが、ゲーム画面と声のみでも十分楽しい配信活動ができた記憶があります。
最初からすべてを揃えるのではなく、徐々に揃えていくのがおすすめです。
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