【今更聞けない5つの疑問】VTuberとは？企業の活用例なども踏まえて解説します

「VTuber」の文字を見たり聞いたりしたとしても「何をする人なのか」知らない方も少なくないでしょう。

ライブ配信で活動するだけでなく、企業から声がかかり商品やサービスを宣伝する、言わば広告塔として発信する場面も見かけます。

そこで本記事では「VTuberって聞いたことはあるけど今更聞けない」と感じている方に向けて解説していきます。

今回5つの疑問に絞ってそれぞれ解説していくので「基本の”キ”」として参考にしてもらえたら幸いです。

VTuberとは？

VTuberとは、バーチャルYouTuberの略で2Dもしくは3Dのアバターを使っている活動者をいいます。

主な活動はゲーム配信や「歌ってみた」の投稿を行っている方が代表的です。

VTuberとして代表的な方を挙げるなら、2016年に世界で初めてVTuberを名乗った「キズナアイ」です。

『news zero』『ZIP!』『スッキリ』『ヒルナンデス！』などの番組に出演された経験のある方なので「見たことある」と感じる方もいるのではないでしょうか。

最近では「企業勢」と呼ばれている「にじさんじ」や「ホロライブ」のような大手事務所だけでなく、多くのプロダクションが存在しています。

VTuberとYouTuberの違いとは？

「バーチャルYouTuber」といえど、すべての活動者がYouTubeで活動しているわけではありません。

ゲーム配信に特化した「Twitch」や、芸能人も活用している「SHOWROOM」など、多くのライブ配信プラットフォームでVTuberが活動しています。

ライブ配信する活動者を「ライバー」と呼ぶプラットフォームもあるので、バーチャルのアバターを使って配信する活動者を「Vライバー」と呼ぶ場合もあります。

つまり、VTuberとYouTuberの違いは明確な違いはないのです。

筆者自身、配信しているプラットフォームがYouTubeではなかったとしても、バーチャルのアバターで配信活動している方を「VTuber」と呼んでいます。

VTuberはどう動いているの？

VTuberはアニメキャラクターのように、姿形や活動内容などは十人十色です。

VTuber最大の特徴は、笑ったり髪が揺れたりするようなリアリティを感じる点が挙げられます。

まるでYouTuberのように実写で配信されているかのように感じるVTuberですが「Live2D」と呼ばれる専用ソフトで動いています。

Webカメラで配信者の動きや表情を読み取り、アバターと連動させて表現しています。

VTuberが増えた理由とは？

VTuberが増えた理由は、アバターを作成して気軽に配信しやすくなった点が挙げられると捉えています。

「会社や学校にバレたくない」などの思いから実写配信に躊躇している方でも、まるで実写化しているようなリアリティを感じられるのがVTuberです。

東京のユーザーローカル社の調査結果によると、VTuberの人数が16,000人を突破したと発表されました。（2021年時点）

VTuberとしてデビューするには、パソコンやマイクなどの機材を揃えなければいけませんが、アバター制作だけで見たら約10万円で制作できます。

「自分の顔を出して配信したくない」と感じている方にとっても、言ってしまえば約10万円支払えばオリジナルのアバターで、自分の分身に顔出ししてもらって配信できるといえます。

参考：株式会社ユーザーローカル｜バーチャルYouTuber、本日1万6千人を突破（ユーザーローカル調べ）

企業や自治体もVTuberの活用ができるの？

企業や自治体もVTuberを活用して、広報活動をしています。

たとえば企業や自治体が公式VTuberを採用しているケースでいうなら、以下の企業が挙げられます。

【企業の場合】

• ロート製薬「根羽清ココロ」
• サンリオ「なつめれんげ」
• Netflix「N子・メイ・黒野」

【自治体の場合】

• 茨城県「茨ひより」
• 岩手県「岩手さちこ」

上記のように、企業や自治体が独自にVTuberを採用していない場合でも、積極的にタイアップされている現状です。

• ローソン「キズナアイとオリジナルグッズ販売」
• 花王「”にじさんじ”の月ノ美兎とコラボ」

商品やサービスを届けたいターゲットによっては、VTuberとコラボすると認知度拡大につながる可能性があります。

まとめ

本記事ではVTuberとは何なのか、今更聞けないと感じている方に向けて気になる疑問を5つ取り上げ、解説してきました。

数多くのVTuberや事務所があり、活動の目的や内容によって集まっているファンが異なります。

筆者自身、実は暇があればVTuberの配信を視聴するほどです。

ゲームが好きな方の場合「リスナー参加型」と題して、VTuberと一緒にゲームができるような企画を展開している方もいます。

視聴やチャンネル登録は当然無料なので、VTuberの活動が気になった方は、一度「VTuber　〇〇（気になるゲーム名など）」と検索してみてはいかがでしょうか。

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