【活用事例】VTuberを企業PRに活用するメリット・デメリットを詳しく解説
バーチャルの普及に伴い、年々増えているのが「VTuberマーケティング」です。
しかしながら、具体的にどんなメリットがあるのかご存じない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、VTuberを企業PRに活用するメリット・デメリットを解説。
実際の活用事例もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目 次
VTuberとは
そもそもVTuberとは、バーチャルユーチューバーの略称で、2Dまたは3Dのアバターを用いて配信を行う活動者のことを指します。
従来のYouTuberとの大きな違いは、“顔出しをしない”こと。
主にゲーム実況や歌ってみた動画の配信が行われていますが、近年は企業案件などのプロモーションを行うVTuberも増えています。
また初期のVTuberは、全身が立体化された3Dモデルが多かったものの、近年ではイラストをベースとした2Dモデルが増えてきています。
2Dモデルの場合、演者の負担が低くコストも抑えることができるため、VTuber業界に参入しやすいといえるでしょう。
VTuberを企業PRに活用するメリット
ここからは、VTuberを企業PRに活用するメリットについて解説していきます。
自社に取り入れたいと考えている場合は、これらを判断材料としてご活用ください。
低コストでPRできる
従来のYouTuberをPRに起用する場合、PR力などの観点から依頼料は高くなる傾向があります。
それはYouTuberの人気度が高ければ高いほど、右肩上がりになるでしょう。
しかしVTuberの場合、表に出るのは実際の人間ではないため、比較的依頼料が安い傾向にあるのです。
スキャンダルなどの炎上リスクが少ない
昨今における、有名インフルエンサーのスキャンダルといった炎上案件は後を絶ちません。
もしも起用したインフルエンサーが炎上してしまったら、PRした商品やサービスまでもマイナスなイメージが付随してしまいます。
その点VTuberであれば、顔出しをしないため炎上リスクは少なく、リスクヘッジに繋がります。
現実では不可能な演出が叶う
従来のYouTuberは、演出によってはNGが出てしまうことも考えられます。
一方でVTuberなら、バーチャルの世界なので、対応できる範囲が圧倒的に広いと言えます。
バーチャルの特長を活かして、現実では不可能な演出も叶うでしょう。
若年層(Z世代)にリーチできる
VTuberの視聴者には、10~20代の若年層が多いです。Z世代をターゲットとした商品やサービスのPRに向いています。
またZ世代は流行に敏感で、SNSによる拡散力を持っています。それがVTuberのファンであればなおさらです。より多くのユーザーへの拡散が期待できるでしょう。
VTuberを企業PRに活用するデメリット
続いて、VTuberを企業PRに活用するデメリットを解説します。
たとえVTuberの需要が高くても、自社との親和性がなければ逆効果になりかねません。以降でしっかり見極めていきましょう。
VTuberの選定が難しい
ひとえにVTuberといっても、そのジャンルは多岐に渡ります。キャラクターの個性が強いと、場合によっては商品やサービスのイメージが左右されかねません。
自社に合ったVTuberを慎重に選定する必要があります。
ターゲット層が絞られる
先ほど、VTuberの視聴者は若年層(Z世代)が多いとお話しました。
ターゲット層がマッチしていれば問題ありませんが、その分ターゲティングに偏りが出てしまうことを頭に入れておきましょう。
バーチャルの専門知識が必要
VTuberを起用したマーケティングは、従来のインフルエンサーマーケティングとは勝手が違います。
VTuber業界は特殊な文化があり、業界内の専門用語やタブーが存在する奥の深い業界です。
VTuberと円滑なコミュニケーションを取るためにも、ある程度の専門知識はつけておきましょう。
【活用事例】VTuber×企業プロモーション
最後に、VTuberとコラボした企業プロモーションをご紹介します。今回は3つの事例をピックアップしました。
星街すいせい×ZOZOTOWN
2024年3月22日、VTuber事務所「ホロライブプロダクション」に所属するVTuber・星街すいせいさんとZOZOTOWNがコラボ商品の受注販売を行いました。
星街すいせいさんが着用するジャケット、帽子、ベルトの再現アイテム3型やオリジナルデザインのアパレルアイテムなど計10型のアイテムが販売されました。
周央さんご×志摩スペイン村
VTuberグループ「にじさんじ」に所属する周央サンゴさんは、2023年2月11日~4月2日に志摩スペイン村とのコラボイベントを開催しました。
パーク内のスタンプラリーや限定コラボメニュー、限定グッズなど盛りだくさんでファン集客に成功しています。
兎田ぺこら×HIKAKIN×湖池屋ストロング
ポテトチップスブランド「湖池屋ストロング」は2023年10月、VTuberグループ「ホロライブ」所属の兎田ぺこらさんと、大人気動画クリエイターのHIKAKINさんのコラボレーションを実施しました。
HIKAKINさん側ではコラボショート動画を公開し、兎田ぺこらさん側ではコラボ配信を実施するなどして盛り上がりを見せていました。
まとめ
今回は、VTuberを企業PRに活用するメリット・デメリットを解説しました。
自社にVTuberマーケティングを取り入れるか迷っている場合は、まずPRしたい商品やサービスとの親和性を考えてみましょう。
その上で、企業プロモーションへの導入を検討してみてくださいね。
\こちらもおすすめ/
▼【基本を解説】インフルエンサーアフィリエイトとは?メリットや注意点をお伝えします
▼ASMR屋さんのbenio店長がYouTubeでバズっている!?人気を獲得する理由を深掘り
▼【ビジネスパーソン必見】タメになる!注目のビジネス系YouTuber5選
\インフルエンサーマーケティングに興味がある方へ/
【インフルエンサーマーケティング】月額5万円~PR依頼し放題!圧倒的コスパの『トリドリマーケティング』初月半額+1万円キャッシュバック