【SNSで話題】車が炎上するもスタンレー社のタンブラーは無傷!? 気になるその後とは
SNSがきっかけとなり、思わぬ形で企業の認知度が上がるケースは珍しくありません。
タンブラーで有名な「スタンレー社」もその一つ。ある女性のSNS投稿がきっかけとなり、世界中で話題を集めています。
今回は、炎上する車内から無傷で発見されたスタンレー社のタンブラー騒動を紹介します。
社長まで登場した、気になるその後のストーリーとは!? ぜひ最後まで見てくださいね。
ある女性のTikTokがきっかけ
2023年11月14日、アメリカに住むダニエルさんは自身のTikTokに炎上してボロボロになった愛車の様子を投稿しました。
愛車の車内はシートもハンドルもドロドロに焼け焦げており、ひどい火事だったことがわかります。
@danimarielettering Thirsty after you catch on fire? @Stanley 1913 is like no problem i gotchu #fyp #carfire #accident #stanleycup ♬ original sound – Danielle
しかし、ドリンクホルダーに残されたスタンレー社のタンブラーは無傷なのです!
さらにタンブラーを振ると、中からは氷の音が。この動画は9000万回近く再生され、大きな反響を呼びました。
驚きのコメントが続出
ダニエルさんの動画には、「スタンレー社のタンブラーすごい!」「黒こげの車内で氷まで残っているなんて・・・」など多くのコメントが寄せられています。
なかには「スタンレー社のスローガンが誇大広告ではないと証明された」との声も。
そう、スタンレー社のスローガンは「孫の代まで使える」のです! まさか炎上にも耐えられるとは誰も思わなかったでしょう。
スタンレー社の社長が反応
「スタンレー」は、アメリカのサーマルウエアブランドです。100年以上愛されている企業であり、耐久性や保温・保冷効果が高いタンブラーはスタンレー社でも人気の商品です。
ダニエルさんの動画は瞬く間に拡散され、ついにスタンレー社の社長であるテレンス・ライリーさんの目にとまりました。
すると、社長は驚くべき行動に。
@stanleybrand #stitch with @Danielle ♬ original sound – Stanley 1913
スタンレー社の公式TikTokアカウントにて、「動画を見ました。無事で何よりです。タンブラーをいくつか送るべきだとのコメントを見つけましたが、タンブラーはもちろん、新しい車も贈りたいと考えています。」と発信したのです!
そして11月19日、ダニエルさんはTikTokにスタンレー社から車が届いたと報告しています。
最初の投稿からわずか5日の出来事です。SNSの拡散力もさることながら、スタンレー社のスピーディーな対応には驚きです。
@danimarielettering What a journey, thank you all sooo much for being here for it. I cant say it enough, this wouldnt have happened without every single one of you. Love you and @Stanley 1913 ♬ The Champion – Lux-Inspira
ノースフェイスはピンチをチャンスに変えた!?
@fannypack310 @thenorthface ♬ original sound – Jenn Jensen
2023年12月、今度はノースフェイスにも同じような出来事が起きました。
ニュージーランドを訪問中の女性が、TikTokにある動画を投稿します。
内容は、ハイキング中に雨に見舞われ「ノースフェイス」のレインジャケットを着用したが、中までずぶ濡れになったとして不満を訴えるものでした。
「返金はいいから、このレインジャケットを改良して! そして、ここ(ニュージーランドのフッカー渓谷)まですぐに届けて!」と、かなり怒り心頭な様子です。動画は、1300万回再生され注目を集めました。
ノースフェイスのユーモアある対応とは
@thenorthface Replying to @Timbrodini We were busy express delivering @Jenn ♬ Lisztomania – Instrumental – Phoenix
動画の投稿から約1か月半後、ノースフェイスのマーケティングチームが動きを見せます。公式TikTokアカウントにアンサー動画を投稿しました。
スタッフらしき男性がノースフェイスの店舗に駆け込み、赤いレインジャケットを手に取ります。
なんと、そのままヘリに搭乗してニュージーランドのフッカー渓谷に降り立ち、動画の投稿主である女性にレインジャケットを手渡したのです! 新しいレインジャケットを手に取った女性は大喜び!
実際には、女性は渓谷でずっと待っていたわけではなく、ノースフェイスのマーケティングチームが動画撮影のために女性をヘリに乗せて渓谷まで連れて行ったそうです。
行動力のみならず、遊び心たっぷりな動画には驚かされます。しかし、一体どのくらいのお金がかかっているのでしょうか・・・大企業のなせる業です。
まとめ
思わぬ形でブランドの認知拡大につながったケースを2つ紹介しました。
どちらの企業も、消費者の声をキャッチしてすぐ行動に移したことにより、さらなるファンを獲得しています。
とくにノースフェイスのケースは、ピンチの状況から一気に逆転する結果となりました。
SNSを運用している企業は、ぜひ参考にしてください。チャンスはいつ現れるかわかりませんよ!
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