【バズった】森永製菓のTikTok運用がうまい! 企業のSNS成功事例に共通するポイントとは
お菓子のヒット商品を数々生み出している森永製菓ですが、森永製菓の公式TikTokアカウントが密かに人気を集めています。
その情報を耳にした筆者は、さっそく調べてみました。
見てみると、確かに興味が沸く動画ばかりが投稿されています。
まさに企業のSNS成功事例の1つといえる、森永製菓さんのTikTokを取り上げていきます。
目 次
気持ちよすぎるストック補充動画
まずは下記の投稿をご覧ください。
こちらのお菓子のストック補充動画は、350万回再生を記録しています。
@morinaga_seika ストック癖あるひと🙋♀️ @りち🍭🌙 お菓子ダイスキ さんとのコラボ動画♪ #ASMR #森永製菓 ♬ オリジナル楽曲 – 森永製菓【公式】
ただきれいにお菓子を並べてストック補充する動画ですが、もちろん使われているお菓子はすべて森永製菓の商品です。
気持ちいいほどきれいに並べられるお菓子に、カサっカサっと心地よい音が心をくすぐります。
コメントも数多く寄せられており、「まさかの公式」「シンデレラフィットが気持ちいい」など大反響です。
すぐさまコメントに反応
ストック補充動画に寄せられたコメントを受け、公式はすぐさま行動に移しました。
それが次の投稿になります。
@morinaga_seika 綺麗に並べる派のみなさん!お待たせしました👍 @りち🍭🌙 お菓子ダイスキ さんとのコラボ動画♪ #ハイチュウ #森永ミルクキャラメル #森永ハイソフト #ASMR #森永製菓 ♬ オリジナル楽曲 – 森永製菓【公式】
同じくストック補充動画なのですが、リクエストの多かったハイチュウや森永ミルクキャラメルを箱びっしりに詰めていく動画です。
こちらにも多くのコメントが寄せられ、同じく反響の大きさが伝わってきます。
ストック補充系動画の人気に目を付けたのか
実は、このようなストック補充や整理整頓系の動画は、「スッキリ感が気持ちいい」と日本のみならず海外でも人気の動画ジャンルです。
「#Restock」のハッシュタグで検索すると、インフルエンサーをはじめとした多くのTikTokユーザーがストック補充系動画を投稿しています。
@_catben_ random restocks on this rainy FRI-DA-DAY 🤩 #asmr #randomrestock #restock #organizedhome #fridgeorganization #pantryorganization #momlife #motivation ♬ original sound – Catherine Benson
とくに海外ユーザーの動画は、収納する冷蔵庫の大きさやカラフルなお菓子などが惹きつけられます。
心地よい音とともに、次々と隙間なく詰め込まれていきます。食材のストックのみならず、文房具や洗濯洗剤などその種類は豊富です。
@barefootbrunette_ organize with me || office drawer reset 🙌🏼 couldnt be more perfect 🥺💗😍 #fyp #foryou #organize #asmr #asmrsounds #satisfying #office #officerestock #restock #restockasmr #restocking ♬ Chill Vibes – Tollan Kim
この流行をキャッチして、公式は本ジャンルのTikTok投稿を行ったと考えられます。
ASMRなど果敢に挑戦する公式さん
ストック補充系動画のほかにも、さまざまなTikTokerとコラボしてファンを飽きさせない工夫がされています。
@morinaga_seika 癒しのASMR🌿 @りち🍭🌙 お菓子ダイスキ さんとのコラボ動画♪ #バリボリラムネ #ASMR #森永製菓 ♬ オリジナル楽曲 – 森永製菓【公式】
流行の「ASMR」動画や「森永製菓のお菓子をファッションで表現してみた」動画など、ただ商品を宣伝するだけのような一般的な公式アカウントとは一味違います。
@morinaga_seika どのファッションが好き?💖 @あいまる🍟🐼プラスサイズモデル さんとのコラボ動画♪ #マリー #大粒ラムネ #バリボリラムネ #白いダース #森永製菓 ♬ オリジナル楽曲 – 森永製菓【公式】
どの投稿も企画性が高く、次はどういった内容で楽しませてくれるのか楽しみになるアカウントです。
個人的には、現在(2023年11月時点)のフォロワー数が約8万人であるためもっと増えてほしい! といった感想です。
企業のSNS成功事例に共通するポイント
森永製菓のように、アカウントが人気を集めたり、投稿がバズったりと企業によるSNSマーケティングの成功事例は数多くあります。
では、成功する企業アカウントの共通点はどこにあるのでしょうか。
ユーザーとのコミュニケーション
森永製菓の公式アカウントでも分かる通り、ユーザーとのコミュニケーションは必要不可欠です。
コメントに寄せられた多くのリクエストの声をキャッチし、さらにファンを楽しませていますよね。
一方的にひたすら投稿を行っていても、視聴者のニーズはつかめません。
1人ひとりにコメントを返す必要はありませんが、コメントには必ず目を通しましょう。
ほかの企業アカウントやインフルエンサーとコラボ
X(旧Twitter)では、企業アカウント同士の交流が多く見られます。とくに、ライバル会社間での交流がみられると、ファンとしてはほっこりしますよね。
ほかの企業と交流を深めると、情報交換ができたり相乗効果で盛り上がったりと多くのメリットが生まれます。
そして、森永製菓のようにインフルエンサーとのコラボを活用することも有効だと考えられます。
認知向上の効果があり、フォロワーの数だけではなく層も広がる可能性があるでしょう。
運用チームは複数人で
森永製菓の公式TikTokアカウントは、毎回企画性のある動画を発信しています。見る限り、運用担当者は決して1人ではないでしょう。
今の流行コンテンツや自社のターゲット層に人気のインフルエンサーなど、リサーチには膨大な時間を要します。
企画内容がワンパターンになり、飽きられることを防ぐためにも、運用チームは複数人でつくり、年代や性別、役職などバラバラであればさらによいでしょう。
また運用チームを複数人にすることで、リスク管理が厳重になります。
「投稿した内容が不適切であった」などのパターンでたびたび企業アカウントが炎上しますが、それはチェック不足が大きな原因です。
複数人で投稿内容をチェックすれば、炎上リスクを回避できるでしょう。
まとめ
森永製菓の公式TikTokアカウントは、ストック補充動画を筆頭にバズり要素のある動画が数多く投稿されています。
常に流行をチェックし、ユーザーの声を聞き逃さない運用チームの努力が感じられるアカウントでした。
SNS運用を成功させたいと努力を続けている企業は、ぜひ参考にしてください。
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