TikTok広告出稿ガイド|広告の種類や事前設定、出し方について徹底解説
近年、SNS広告の中でも特に注目を集めているのが「TikTok広告」です。
その一方で、X広告やInstagram広告に比べると導入事例は少なく、TikTok広告に興味はあってもやり方が分からない企業様は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「TikTok広告出稿ガイド」として、広告の種類や事前設定、出し方について徹底解説します。
目 次
TikTok広告の種類
TikTok広告には、下記の5種類が用意されています。
・起動画面広告
・インフィード広告
・ブランドエフェクト広告
・運用型広告
・ハッシュタグチャレンジ
それぞれの特徴や費用相場は大きく異なりますが、一般的にはターゲッティングや予算、入札方式などが設定できる「運用型広告」が主流となっています。
ほかには、TikTokならではの広告手法として人気の高い「ハッシュタグチャレンジ」が挙げられます。
TikTok広告を出す前にやること
TikTok広告を出すためには、いくつかの事前準備が必要です。以降でご紹介する基本設定を行いましょう。
TikTok広告アカウントを作成
はじめに、TikTok広告を利用するには、運用アカウントとは別に「広告アカウント」を作成する必要があります。
広告アカウントの作成は、「TikTok for Business」で行えます。使用するメールアドレスとパスワードを入力して、詳細設定に進みましょう。
ビジネス情報の設定
つづいて、ビジネス情報の設定を行います。
・国/地域
・会社名
・業界
・アカウントのタイムゾーン
・電話番号
・アカウントの通貨
これらを入力したら、「登録」を押して請求先の設定に進みましょう。
請求先情報の設定
請求先情報の設定は、下記の2つになります。
・プロモーションリンク(HPや商品の通販リンク、アプリDLのリンクなど)
・請求書に記載する事業の住所
これらを登録したら、最後にクレジットカード情報の入力を行い、支払い情報を追加します。
広告主審査
広告アカウントに必要な情報の設定が完了したら、広告主審査が始まります。
審査完了までに要する時間は、基本的に1営業日です。すぐに広告を出すことはできませんが、24時間以内に審査が完了することで広告出稿が可能となります。
TikTok広告の出し方
ここからは、TikTok広告の出し方について解説していきます。出稿手順に沿って行っていきましょう。
広告の目的を決める
はじめに、広告の目的を決めます。「ブランド認知」「購買意向」「コンバージョン」の3つが用意されているので、広告商材に最適な目的を選択しましょう。
また購買意向に関しては、さらに「トラフィック」「アプリインストール」「動画視聴数」「リード生成」「コミュニティインタラクション」の5項目に分かれています。
オーディエンス(ターゲット)の選択
つづいて、オーディエンス(ターゲット)の設定を行います。
オーディエンスタイプは、手動で選択する「カスタムオーディエンス」と、システムが見つける「自動オーディエンス」の2種類です。
カスタムオーディエンスを選択した場合は、下記の項目にしたがってターゲティングしていきます。
①性別:男性/女性/または両方
②年齢:無制限/13-17/18-24/25-34/35-44/45-54/55歳以上
③地域:日本では都道府県単位の指定が可能
④興味行動:教育/ペット/ゲームなどのカテゴリからさらに細かく設定可能
予算・スケジュールの設定
その次は、広告の予算・スケジュールを設定します。
予算の設定は、「無制限(広告セット時に設定)」「通算予算(指定した広告配信期間で使用する予算)」「日予算(1日あたりに使用する予算)」の3種類から選択可能です。
予算設定に迷った場合は、「キャンペーン予算最適化」を選択することで、広告セットの予算分配を自動的に最適化することもできます。
スケジュールの設定は、広告配信の「開始日と終了日(終了日は設定なしも可)」「掲載スケジュール(1日中または時間指定)を決めます。途中で変更することも可能です。
広告フォーマットの選択
予算とスケジュールが決まったら、広告フォーマットの選択に進みます。
広告フォーマットは、「動画」「画像」「カルーセル(2~35枚の画像を左右スワイプ表示)」の3種類です。
広告商材に合うフォーマットを選択しましょう。
広告メディアを設定して出稿
さいごに、配信する広告メディアを設定します。
・広告素材のアップロード
・テキスト入力(訴求文や商品説明など)
・誘導アクションの設定(CTAボタンのフレーズを選択)
・URLリンクの設定(誘導したいWebサイトなど)
上記の4点を設定したら、「確認」を押して広告の出稿が完了です。
まとめ
今回は、TikTok広告出稿ガイドと題して、広告の種類や事前設定、出し方について詳しく解説していきました。
ショート動画需要の高まりとともに、TikTok広告の需要もさらに高まっています。TikTok広告を出稿したことのない企業様は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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