『AIギャル』に『AIいらすとや』、そして『AIひろゆき』⁉AIお絵描きアプリ「AIピカソ」を提供する株式会社AIdeaLabのコラボレーションが秀逸だった【ChatGPT】
ChatGPTのAPIが一般公開されてから、多くの開発者がAPIを利用しています。
なかでも以前ご紹介した「AIチャットくん」は、リリースから10日でDL数50万人突破という快挙を成し遂げているほどの人気ぶりです。
まさにAI界の革命児ともいえるChatGPTですが、また新たにAPIを利用した『AIギャル』というサービスが始まったのだとか。
このサービスは株式会社AIdeaLabが携わっているのですが、調べていくとほかにも興味深いものを見つけたので合わせてご共有します。
目 次
株式会社AIdeaLabについて
株式会社AIdeaLabは、高度なAI技術を用いて未だかつてないプロジェクトを0から生み出すエンジニア集団です。
2021年1月14日に設立された新しい企業ですが、すでに話題となったあるアプリの開発元なのです。
そのアプリが「AIピカソ」。
2022年8月31日にiOS版*がリリースされた本アプリは、画像生成AI「Stable Diffusion」が用いられており、テキストや下絵から画像を生成することができます。
*Android版は2022年9月22日にリリース
リリース直後にApp Storeの「グラフィック/デザインカテゴリ」1位、「無料Appランキング」3位にランクインするといった実績を残しており、その注目度の高さが伺えます。
秀逸なコラボAIサービス
そんなAIdeaLabは、色んな企業とのコラボで新たなAIサービスを生み出しています。
日本国内初の試み『AIひろゆき』
2023年3月14日より始まったばかりの新サービス『AIひろゆき』。
AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFontとの共同で開発された本サービスは、その名の通り“ひろゆき氏のAIアバター”が使用されています。
24時間365日、人が関与することなく自動で質問に回答してくれるAIアバターで、実在する人物をアバター化するのは日本国内で初の試みなのだとか。
AIひろゆきは、音声を株式会社CoeFontの技術、AI画像生成を株式会社AIdeaLabの技術、テキスト生成をGPT-3の技術と、3つの技術が集結しています。
さらに、AIひろゆきの学習量を増やすプロジェクトも同時進行。ひろゆき氏が答えそうな質問とその回答をセットにしてフォームから登録することができます。
そんなサービスは、YouTubeライブの6時間耐久テスト配信にて初お披露目されました。配信では、その技術力の高さに多くの視聴者が驚き、“本物と違いがわからなくなるのも時間の問題”といった将来に期待を寄せるコメントも見られました。
モデルとなったひろゆき氏本人も、再現度の高さを評価しています。
今後AIひろゆきの学習量が増えていくにつれ、本当に本人と見分けがつかなくなる日も近づいてくるのかもしれません。
ギャル語を話す『AIギャル』
2023年3月9日よりリリースされたLINEbot『AIギャル』。
「ギャルマインド」をベースにワークショップなどを行う合同会社CGOドットコムとの提携により実現したサービスです。
同社は“ギャルマインドで世の中をアゲ↑ていく”をモットーに、人々の心に潜むギャルマインドを引き出すサポートを行っています。
そんな事業の一環としてリリースされたAIギャルは、ChatGPTのAPIを利用したLINEのチャット機能。実際にCGOドットコムで活躍するギャルが使うギャル語やギャル同士の会話といった言語情報を学習しているため、本物のギャルと話しているかのような会話が楽しめます。
『AIギャル』との会話例
●リアルな恋愛相談
●“マブダチ”レベルの日常会話
●仕事のお悩みなど人生相談
こんなにも自然かつ仲の良い友達のような会話は、とてもAIが話しているとは思えません。普段人に言いづらいような恋愛や仕事のお悩みも気軽に話すことができますし、ギャルらしい良い意味で軽いノリが日常をパッと明るくしてくれそうですね。
AIギャルのご利用方法
①下記のQRコードまたはID: @aigalと検索
②友達追加
③すぐにAIギャルを楽しめます!
いらすとやとのコラボ『AIいらすとや』
2022年12月20日より始まったAIモデル『AIいらすとや』。
有名フリーイラストサイト「いらすとや」と提携した、いらすとや風のイラストを生成できるサービスです。
本サービスは、AIdeaLabが開発したアプリ「AIピカソ」の高品質な画像生成技術を活用。いらすとやのかわいいイラストを学習したAIモデルを開発し、テキスト入力だけでいらすとや風の画像を無料で生成できるものが実現されました。
『AIいらすとや』のいらすとや風イラスト生成例
●ケーキを食べる女の子
●歩く人工知能
上記のように、いらすとやのかわいいタッチが再現されたイラストが生成されます。いらすとやにこのイラストがあると言われても疑わないほど完成度が高いです。さすがAIピカソを開発しているだけあるなと感じさせられました。
しかしよく見ると、ケーキのイラストにある英語が「CAKKE」となっていて間違っていますね。また、人工知能の手の部分に少し違和感を覚えました。細かい点ですが、多少はこういったミスが起こってしまうのかもしれません。
筆者も試しにやってみました。
①App StoreまたはGoogle playにて「AIピカソ」をインストール。
②「生み出したい絵を文字で入力…」をタップして、文字を入力。
③スタイルから「いらすとや風」を選択して、「生成する」をタップ。
④いらすとや風イラストの生成完了!
季節に合わせて「入学式」にしてみたのですが、なんと目が5つになってしまっていたり、人同士が重なってしまっていたりしました……。上の文字も解読不可能です……。
不具合かな?と思い、生成例にもある「ケーキを食べる女の子」で再度チャレンジ。
すると、例とは違った雰囲気のイラストが。
これは生成毎にイラストが変わってくるのかと思い、もう一度同じワードで試しました。
やはり、また違った雰囲気の画像が。同じ文字だからといって全く同じ画像になるわけではないのですね。
同じワードでもその都度楽しめるのはいいですが、やはりAI化の精度が少し気になりました。
これは今後AIモデルが学習を続けていくにつれ改善されることを期待したいです。
まとめ
今回は、高度なAI技術を活用するエンジニア集団「株式会社AIdeaLab」が携わっているプロジェクトを3つ取り上げました。
ジャンル問わずさまざまな界隈のAIモデルを手掛けており、技術力や視野の広さに驚きました。それと同時に、AIモデルがどんどん社会を侵食していくのでは……という恐怖も感じました。
とはいえ、AIの技術が進化していくほど新しいサービスが世に生まれるかと思うと楽しみです。
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