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【最新】Twitter APIは改悪か……?有料化はいつから?現状をまとめてみた【2023年3月7日時点】

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Twitter APIの有料化が発表されてから早1か月。

幾度の延期を繰り返し、いまだ大きな動きが見られないことに不安を募らせる人も少なくありません。

そして3月7日(火)、Twitter に起きた不調がTwitter APIのプログラム上のミスということが判明しました。

いったい今後どうなってしまうのでしょうか。

本記事で、停滞しているTwitter APIの有料化に関する状況を整理してみました。

Twitter APIのかんたん解説

そもそもTwitter APIとは、外部からTwitterのデータにアクセスして利用できるシステム。

Twitterの基本機能をプログラムで自動制御できるため、Twitterへログインしなくてもツイートやダイレクトメッセージの送信が可能になります。

開発者や研究者でなければあまり馴染みのないサービスかと思いますが、よく目にする「bot」アカウントや企業が行っているリツイートキャンペーンもTwitter APIを介して行われているものです。

もともとTwitter APIには、手軽に利用できる「無料プラン」とサービスが充実した「有料プラン」の2つがあります。

しかし今回の有料化発表により、無料プランが終了する状況にあるというわけです。

より詳しいTwitter APIの解説はこちらから

Twitter APIの有料化に関するまとめ〈時系列〉

では、現在Twitter APIはどのような状況下にいるのでしょうか。

発表当初から順を追って整理していきます。

Twitter APIの有料化発表〈2月2日〉

まず、Twitter APIの有料化が発表されたのは2月2日(木)。

Twitterの開発者向け情報を発信しているアカウント「Twitter Dev」のツイートで明らかとなりました。

ツイート内容は、2月9日(木)以降にTwitter APIのv2、v1.1双方の無料アクセスがサポートされなくなり、代わりに有料の基本レベルが利用可能になるというもの。

まさかの1週間後という電撃発表に、Twitter APIの利用者をはじめ多くのユーザーが混乱を招きました。

Twitter APIの有料化は、悪用されるbot対策のためとイーロン・マスク氏からの言及がありましたが、それによって影響を受けるのはなにも悪用していない通常のbotアカウントです。「地震速報」など多くの人気botが“このままでは継続できない”と訴えました。

するとイーロン・マスク氏が有料化に関する方針を緩和し、「良いコンテンツ」であるbotのための新たな書き込み専用APIを“無料”で提供するとツイートしました。

しかし、良いコンテンツの判断基準など詳細は明かされず、いろいろと不透明なまま1週間後の9日を迎えました。

続けて,bot向けの新たな無料プランに関する詳細も発表されました。

無料プランの条件は、月1500ツイート(Twitterでのログインを含む)に限るとのこと。

果たしてその1500ツイートにリプライも含まれるのか定かではありませんが、もし含まれる場合、リツイートキャンペーンといったインスタントウィンは運営が厳しいのでは?との声も見受けられました。

その後13日、「開発者に最適な体験を提供する取り組みの一環のため」として有料化をさらに数日遅らせるとの発表が。

まさかの再延期に不満の声が多発。本当に有料化は開始されるのかといった疑問の声も上がりました。

再々延期~現状〈2月18日~3月7日〉

そして4日後の18日(土)、「今後数週間にわたって段階的に有料化の運用を開始していく」との発表が。

実質的な再々延期ということになります。

しかし“段階的な運用開始”とはどのようなものなのか。またも詳細は明かされておらず、Twitter APIを利用するユーザーにとって予断を許さない状況となっています。

それから2週間以上経った3月7日(火)、あるニュースが。

内容は、7日未明に起きた米Twitterの不調が「Twitter APIの有料化に関するプログラム上のミス」だというものでした。

この情報をつかんだメディア「米Platformer」によると、Twitter APIの有料化プロジェクトを任されているエンジニアは1人のみ。このエンジニアが“悪い構成変更”を行ったことにより生じたといいます。

このことで、Twitterに出資している著名VC(ベンチャーキャピタル)・マーク・アンドリーセン氏はTwitterの不調がトレンド入りしている様子をツイート。

すると、イーロン・マスク氏がこのツイートにリプライを送る形で反応しました。

「小さな API の変更が大きな影響をもたらしました。コードスタックは、正当な理由もなく非常に脆弱です。最終的には完全な書き直しが必要になります。」と言及。

あくまで推測ですが、現状はTwitter APIの有料化プログラムは進行できる状態ではないのではないでしょうか。エンジニアが1人しかいないのであれば無理もありません。

まとめ

以上が、Twitter APIの現状を整理したまとめです。

執筆時点(3月7日)でTwitter APIに大きな動きはありませんが、これまでのイーロン・マスク氏の言動からみるに、急な変更等の発表は大いにありえるかと思います。

何度も延期を繰り返し、いまだプログラムが進行していないTwitter APIの信用度は正直右肩下がりと言ってよいでしょう。Twitter APIは“改悪”だなんて声もかなり見られます。

今後の動向が気になりますが、ひとまずTwitter APIを利用している方はいつ無料提供が終了しても良いように、対策をしておくことを強くお勧めします。

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ライター紹介

あんず

インタビュアー、ライター、編集

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