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Bluesky X

ブルースカイの招待制が廃止!X(旧Twitter)との違いやSNSでの反応を調査

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Twitterの元CEOが立ち上げたSNS「ブルースカイ」。約1年間続いた招待制を終了し、誰でも自由に登録できる一般公開を開始しました。

招待制のため限られた人しか使えませんでしたが、撤廃され誰でも登録できるようになったことで注目を集めています。

そこで今回、X(旧Twitter)との違いや今後の展望について解説していきます。

「ブルースカイを始めようか悩んでいる」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ブルースカイとは?

Bluesky(ブルースカイ)とは、Twitterの元CEOであるジャック・ドーシー氏によって立ち上げたSNSです。

分散型SNSプロトコルである「ActivitPub」に基づいて開発されており、ユーザー自身がデータを所有・管理できるという特徴を持ちます。

なお分散型とは、FacebookやX(旧Twitter)のように特定の中央管理者が存在せず、複数のサーバーに分散して運営する形式のことです。

ユーザーは好きなサーバーを選択でき、他のサーバーにいる人とも自由にやり取りができます。投稿はサーバー間で共有され、アルゴリズムによる操作や広告表示がありません。

ブルースカイはリリース時から注目を集めており、オープンしてわずか1日で新規ユーザーが100万人を突破。

https://bsky.app/profile/bsky.app/post/3kkv3clm3su2h

2024年2月6日に招待制が廃止され、2月26日時点でのユーザー数は500万人を超えたとのことです。

https://bsky.app/profile/bsky.app/post/3kktuiwidw22d

誰にでもアクセスできるようになったことで、ブルースカイに注目する人が増えています。

ブルースカイとXの違い

X(旧Twitter)とブルースカイはどちらも短文投稿型のSNSですが、次のようないくつかの違いがあります。

項目ブルースカイX(旧Twitter)
データの管理ユーザー自身が管理企業が管理
アルゴリズムオープンソース非公開
広告なしあり
機能シンプル豊富
開発状況ベータ版正式版
ユーザー数少ない多い

大きな違いは、データの管理方法とアルゴリズムです。

X(旧Twitter)は企業がデータを管理しており、ユーザーは自分のデータにアクセスできません。またアルゴリズムも非公開であるため、カスタマイズの自由度は低いといえるでしょう。

それに対してブルースカイはオープンソースであるため透明性が高く、アルゴリズムがどのように自分のデータを扱っているか知ることができます。

しかし、ブルースカイの開発状況(2024年3月時点)はβ版であり、使用できるのは比較的シンプルな機能のみです。

X(旧Twitter)のように洗練されたインターフェイスは実装されていません。まだユーザー数が少なく、X(旧Twitter)ほどの情報量がないことも現状のデメリットといえます。

ブルースカイの招待制が撤廃!SNSでの反応は?

ブルースカイで誰でも自由にアカウントが作成できるようになったことで、SNSではどのような意見や声が上がっているのでしょうか。

リサーチした結果、次のようにおおむね肯定的な意見が多く見られました。

一方で、動画投稿やDM、鍵アカウントなどの機能が実装されていないことに対して不便さを感じるという意見もありました。

また、Xの仕様では可能だったブロック解除*ができないことも、一部のユーザーにとっては懸念点であるようです。

*ブロック解除とは:ブロックすると相手のフォローが外れる仕組みを利用して、意図的に相手のフォローを外すこと

「広告やインプレッション稼ぎのコメントがないため使いやすい」のような肯定的な意見も多く見られましたが、機能面ではもう少し充実してほしいという要望があるようです。

ブルースカイはX(旧Twitter)の代わりになる?

今後、有名人や企業の公式アカウントがブルースカイに流入し始めると、拡大につながる可能性があります。

その結果、ユーザーにとっても情報収集ができたり、活発に発信できるようになったりとメリットが増えるでしょう。

2024年3月時点の段階で、すでにブルースカイのアカウントを開設している企業も増えているようです。さらに機能面の充実が進むと、さらにユーザー数の増加が加速していくことが予測されます。

沢山の流入によって、「自分もブルースカイを始めてみたい」と登録するユーザーが増えることが考えられるでしょう。

また、現状のX(旧Twitter)に対して不満があるユーザーが増えることも、ブルースカイにユーザーが移動する要因となりそうです。

なおイーロンマスク氏によるTwitter(現X)社の買収が起こってから、主に次のような仕様変更がありました。

・認証済みバッジの有料化:従来は著名人や企業アカウントなどにのみ付与されていた認証済みバッジを、月額8ドルで提供開始
・編集機能の導入:投稿の編集機能を開始。編集履歴が残らないことや、悪用への懸念が起こる
・タイムラインのアルゴリズム変更:従来の時系列順から、エンゲージメントの高い投稿を優先的に表示するアルゴリズムに変更
・画像の圧縮率変更:画像の圧縮率を増加させたことで画質が低下
・280文字制限の撤廃:従来の280文字制限を撤廃し、長文投稿を可能に
・広告表示の増加:広告表示頻度を増加
・アプリのデザイン変更:アプリのデザインを大幅に変更

このような変更には賛否両論の声があり、不満を訴えるユーザーも少なくないようです。

X(旧Twitter)離れの加速やブルースカイのサービス向上、著名人の流入などによってユーザー数が増えれば、X(旧Twitter)の代わりのSNSになり得ると考えられます。

まとめ:今後のブルースカイに注目

招待制が撤廃されたブルースカイ。今後は機能面の向上に期待されています。

ユーザーにとって使いやすくより居心地のよいプラットフォームになれば、主要なSNSとして活躍するのではないでしょうか。

気になる方は、ぜひブルースカイにアクセスしてみて実際に触ってみるのがおすすめです。

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