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SNS広告結局どれがいいの?配信先を選ぶ前にすべきこととは
SNS広告が広告手法として確立されて以降、その効果を活かしきれていない企業も少なくありません。
計画を立てているつもりでも、いざ出稿すると「失敗してしまった…」というケースは多々あります。
しかし、SNS広告を出すプラットフォームやその種類は非常に多いため、「結局どれを選べばいいか分からない」とお悩みの方も多くいるでしょう。
実際のところ、SNS広告選びには事前準備が不可欠です。本記事では、SNS広告を選ぶ前にすべきことを詳しく解説します。
効果的な広告戦略を立てるためにも、SNS広告を出稿する際に考えたいことを理解し、成果につなげていきましょう。
目 次
SNS広告を選ぶ前にすべきこと
SNS広告を始める際、事前準備が成否を分けます。広告手法を選ぶ前に、以下の5つのステップを踏むことが重要です。
- ・自社分析・競合分析
・ターゲット層の明確化
・各種SNSの特徴の把握
・プラットフォームの選定
・広告クリエイティブやキャッチコピーなどの作成
・広告予算や期間・KPIの設定
それぞれが広告の成功に大きく影響するため、1つずつ丁寧に実施していきましょう。
自社分析・競合分析
自社分析と競合分析は、自社の強みと弱みを明確にするために必要なプロセスです。自社の商品・サービスの強みや特徴、競合との差別化ポイントを理解することで、適切な戦略を立てられるようになります。
競合の動向を把握する際は、他社がどのようなSNS広告を出しているか、どんなターゲティングやクリエイティブでアピールしているかなどを分析しましょう。自社の強みや弱みを踏まえ、広告で何をアピールすると効果的なのかを明らかにしていきます。
ターゲット層の明確化
広告を出稿する際は、必ず詳細なターゲット層を決めましょう。ターゲット層が明確化されていないと、誰に何を届けたいのかが不明確であるため、十分な広告効果が得られません。
ターゲット層を決めておくと、必要な人にだけ広告を届けることができ、無駄な広告費を抑えることにもつながります。
具体的なターゲット層に落とし込むには、ペルソナ(顧客像)を設定する方法が有効です。
既存顧客の属性(年齢、性別、職業など)や購買履歴、利用頻度などを分析し、共通点を見つけることでペルソナを具体化できます。
さらに自社分析や競合分析の結果を踏まえ、商品やサービスがターゲットにどのような価値を提供できるか、多角的な視点で分析すると精度が高められるでしょう。
各種SNSの特徴の把握
効果的な出稿先を選ぶには、各種SNSの特徴を把握することが不可欠です。代表的なSNSの特徴を簡単にまとめました。
SNSの種類 | 特徴 |
高品質なビジュアルで訴求できるインフルエンサーマーケティングとの相性がいい20代~30代の女性にリーチしやすい | |
ターゲティング精度が高い広告フォーマットが多様ビジネス利用のユーザーに対して効果的な訴求ができる | |
X(旧Twitter) | リアルタイム性が高い拡散力に優れている興味関心に合わせた配信が可能 |
LINE | 幅広い利用者にリーチできるアクティブユーザーが多い多彩な掲載面から選べる |
TikTok | 若年層(Z世代)へのリーチに強い最新トレンドに乗れるエンゲージメント率が高い |
上記はSNSの特徴の一部です。広告で成果を上げるには、それぞれのSNSの特徴をつかみ、ターゲットに届く広告手法を選定する必要があります。そのためにも、まずは実際にSNSを利用してみるのがおすすめです。
実際の画面を見ることで、SNSを利用しているユーザー心理や、どのように広告が届けられるかが深く理解できるようになります。どんな発信内容が注目されやすいかを把握するためには、SNS運用も並行して行うと効果的でしょう。
プラットフォームの選定
次に、広告を出稿するプラットフォームを選定します。出稿先を選ぶ際は、おもに次の点について検討しましょう。
- ・ターゲット層にリーチできるか
- ・自社の商品・サービスの訴求にマッチしているか
- ・費用対効果が見込めるか
これらの点を総合的に判断し、自社の目標達成に最も貢献する出稿先を選ぶようにしてください。
広告クリエイティブやキャッチコピーなどの作成
最適なプラットフォームや広告手法を選べたとしても、広告の内容が魅力的でなければユーザーには響きません。表現方法を選び、適切に訴求する必要があります。
具体的には、画像や動画の活用によって視覚的な魅力を伝えたり、ユーザーの悩みに寄り添う言葉を入れたりなど、商材や届けたいユーザーに合わせて工夫することが大切です。
A/Bテストを用いて複数のクリエイティブを比較し、効果的なものを選択しながら改善することで、より高い成果が得られるでしょう。
広告予算や期間・KPIの設定
SNS広告をはじめとするデジタル広告において、予算や期間、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の設定は、キャンペーンの成否を大きく左右する重要な要素です。これらは密接に関連しており、総合的に検討する必要があります。
予算が潤沢であれば多様な広告クリエイティブを試せる一方で、予算が限られている場合は、より効率的に配分しなければなりません。期間が長くなるほど予算も大きくなるため、あらかじめ綿密な計画を立てることが大切です。
なおKPIとは、キャンペーンの成功を測るための具体的な指標です。クリック数、コンバージョン数、エンゲージメント率などが一般的なKPIとして挙げられます。
KPIを設定する際には、事前に定めたキャンペーンの目標と一致しているかを確認し、数値化できる具体的な目標を設定することが重要です。
広告の期間は設定したKPIに準じて、目標達成に必要となる期間を考慮しながら設定するとよいでしょう。
PDCAサイクルを意識した継続的な改善のためにも、定期的な効果測定が要となります。広告を通じて何を達成したいのか、抽象的な目標はすべて数値に落とし込んでおくのがポイントです。
まとめ:SNS広告を選ぶ際は事前準備が大切
SNS広告を出稿する前に、競合や自社の分析を行い、ターゲット層を明確化しましょう。各SNSの特徴を踏まえ、自社の目標に合ったプラットフォームを選ぶことが成功のポイントです。
失敗しない広告運用のためにも、ぜひ詳細な計画を立てて臨むようにしてください。
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