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【企業向け】SNSマーケティングする際に押さえておきたいポイント
世界中で人気のSNS、国や地域に根付いたSNSなどを合わせると、100種類ほどのサービスがあります。世はまさに「大SNS時代」です。
そんな中、「SNSマーケティングはやって当たり前」と考えている企業が多いと思います。
実は「SNSマーケティングに向いていない企業」というのも存在するので、その点をしっかりを把握した上で今後のマーケティング施策について考えなければいけません。
「SNSマーケティングを実施しているけれど、あまり効果ないな」と感じている方はぜひ参考にしてみてください。
目 次
SNSマーケティングする際に押さえておきたいポイント
それではさっそく、「SNSマーケティングの際に押さえておきたいポイント」を5つご紹介します。
ポイント1.経営層がSNSマーケティングに疎い場合は他の施策へ
そもそも経営層がSNSマーケティングに疎い場合、良いマーケティングは期待できません。「今の時代、SNSは大切なんです!」といくら訴求しても、経営層の意見が変わらない場合も多々あります。
そうした企業では、潔くSNSマーケティングを諦めて他のマーケティング施策に取り組むことをおすすめします。短期的に効果の出るリスティング広告や、ブログ運営を組み合わせると経営層を納得させられる結果が出せるかもしれません。
ポイント2.ブランディングを行う
SNSマーケティングの目的は、自社ビジネスに関連性の高いユーザーをフォロワーとして獲得し、情報発信やブランディングを行うことです。
中小企業でよくあるのが、フォロー数とフォロワー数が同一であるケース。これは自社ビジネスのターゲットになるようなフォロワーを獲得できていないので、SNSマーケティングを続けてもビジネスにプラスになることはありません。
ポイント3.SNS投稿が天気予報になってしまっていないか
SNSマーケティングに失敗している企業でよくあるのが、「SNS投稿が単なる天気予報になってしまっている」ということです。
「おはようございます!今日も晴れですね。夕方から雨が降るようなので、傘をお忘れなく。それでは今日も1日頑張りましょう!」
こうした投稿を見た人からすれば、「天気ならニュースで見たし言われなくても頑張る」と考えることでしょう。SNSユーザーは想像以上にシビアです。
そうしたSNSアカウントはそこからブランディングを巻き返すことが難しいので、SNSマーケティングをやめるか、ブランディングし直して新しいアカウントを運用するのが良いでしょう。
ポイント4. イベントレポートなどを行う
長年付き合いのある取引先に、数十年間変わらない商品を提供し続けている中小製造業などではSNSマーケティングの効果が薄い可能性があります。
日々のビジネスに変化が少ないと、結局のところ上記位のような天気予報アカウントになりがちです。
ただし、中小製造業でも展示会などのイベントに積極的に参加しているようなら、イベントレポートなど行うだけでそこそこ質の高い投稿ができます。
ポイント5. 潔くSNSマーケティングから身を引くのもひとつ
「しばらくSNSを運用したけど、やっぱり苦手」という場合は潔くSNSマーケティングから身をひいてみましょう。
とはいえ集客のためにはマーケティングが必要なので、「文章が書くのは好き」という方にはブログ運営をおすすめします。これを機に「SEOライティング」を学んでみるのも良いでしょう。
“とりあえずやってみた”SNSマーケティングは失敗の可能性大
この記事を読まれている方の中に、これからSNSマーケティングを始めるという企業担当者の方もいらっしゃると思います。
そんな方々に伝えたいことは、厳しいことを言うようですが「“とりあえずやってみた”SNSマーケティングは失敗してしまう可能性が大きい」ということです。
まず、「何のためのSNSマーケティングなのか?」を認識していなければ、正しい目標も運用方法も考えられません。「なんとなく初めて、なんとなく続けて、なんとなく終わるだけ」なので注意してください。
SNSマーケティングは「周りもやっているから」という理由で始める必要はありません。
「周りもやっているから自分も頑張らないと…」という理由でなんとなく続けていても効果も出づらいです。何が原因かも分からず負のスパイラルに陥ってしまいがちです。
これからSNSマーケティングを始めようとしている企業が真っ先に考えるべきことは、「SNSマーケティングは本当に必要か?」ということなのです。
まとめ
明確な目的意識がないままSNSマーケティングを運用しても、いい成果が出ずに失敗してしまうこともあるので注意してください。ですが、環境やマインドが変わればSNSマーケティングで成功することもできます。
「他に良いマーケティング施策も思いつかない」という場合は、現状の何がいけないのかを徹底分析して、改善に向けてステップバイステップで対策を実施していきましょう。