【集客】PR動画に力を入れる地方自治体が増加! 成功のコツや制作時の注意点とは
コロナ後のインバウンド獲得や、観光・移住の誘致などを目的とした「PR動画」を制作する自治体は数多く存在します。
地域それぞれの名物や特徴を紹介する動画が多いなか、「おもしろい!」「斬新過ぎる」などと注目を集めるPR動画も珍しくありません。
今回の記事では、注目すべき自治体のPR動画を紹介します。
動画制作時の注意点もあわせて解説するため、動画を活用した集客に力を入れようと考えている企業や団体はぜひ参考にしてください。
目 次
自治体がPR動画を制作するメリットとは
PR動画作成には費用や手間が必要であるにもかかわらず、なぜ多くの自治体がPR動画に力を入れるのでしょうか。
まずは、PR動画を制作するメリットを確認しましょう。
地域活性化につながる
1番のメリットは地域活性化につながる点です。
PR動画が話題になれば、国内外からの旅行客を獲得できるチャンスとなります。メディアで取り上げられ、一躍人気観光地となった地域も珍しくありません。
また、その地域に住んでいる方が「もっと地元のよさを伝えよう!」と産業に力を入れたり旅行客を楽しませるアイディアを出し合ったりと、盛り上がることも期待できます。
文章よりも伝わりやすい
かつての地域プロモーション活動の多くは、パンフレットやチラシが活用されていました。しかし、文章や写真で伝わる魅力には限界があります。
一方で動画は、構成をしっかり組み立てれば短い動画でも地域のアピールポイントをうまく伝えられるのです。
SNSとの相性がよい
今は、自治体がSNSアカウントを運用するのが当たり前の時代。PR動画をSNSに投稿すれば、思わぬ形で「バズる」可能性があります。
さらに、拡散されれば海外の方にも視聴してもらえるチャンスが生まれます。
外国人の方にもわかりやすく日本の魅力が伝えらえるよう、字幕やテロップがついたPR動画を制作するする自治体もあるほどです。
自治体のおもしろPR動画4選!
実際に「おもしろい!」「バズった」などのPR動画を紹介します。
どれも斬新なアイディアが盛り込まれた動画ばかりですので、ぜひ参考にしましょう!
岐阜県関市「もしものハナシ」
2016年の作品ではありますが、いまだに「PR動画といえば関市のアレ!」と言われるほど衝撃的だった作品です。
日本一の刃物の街である関市のPR動画「もしものハナシ」を紹介します。
刃物が存在しない世界を描いた作品であり、野菜をチョップする主婦、ガムテープで髭を処理する父、髪を嚙みちぎる美容師などが次々と登場します。
ユニークさ溢れるこの動画は一気にバズり、「シュール過ぎる」と話題となりました!
福井県坂井市「サスペンス探偵」
2023年2月、福井県坂井市は移住者を募る目的のPR動画を公開しました。
なんと全6話のサスペンスドラマ! 俳優の小野孝弘さんを起用したり、メイキング動画もあわせて公開したりなど、力の入れようがうかがえます。
エキストラには坂井市在住の方が参加しているとのこと。コミカルな演技がくすっと笑わせてくれます。ぜひご覧ください。
京都府宇治市「ゲーム実況動画」
宇治市のPR動画も発想がユニーク。実際の宇治市内にある名所や名産品をモチーフとした観光アトラクションゲームを制作しています。
そして、人気ゲーム実況者によるプレイ動画を公式YouTubeで公開したのです。ステージをクリアすればするほど、宇治市の魅力を感じられる内容となっています。
さらになんと、実際のスマホゲームとしてリリースもされています!
大分県「シンフロ」
大分県ののPR動画を紹介します。別府や湯布院など、温泉地として知られる大分県ならではの動画です。
「温泉といえば大分県」とのイメージを確固たるものにすべく、PR動画への力の入れようが半端ない!
「シンフロ」と題されたその動画は、なんと元日本代表選手が率いるプロのシンクロチームが撮影に協力しているのです! 公開当時、各メディアで取り上げられ大きな話題となりました。
自治体のPR動画を制作する際の注意点
自治体のPR動画は、成功すれば観光客の増加や地元の活性化など大きな効果が期待できます。
しかし、制作する際の注意点がいくつか存在するため、失敗しないためにも事前に確認しましょう。
情報量を多く詰め込み過ぎない
「名産品の情報も入れたい」「地元出身の有名人も盛り込みたい」などと考えて長尺のPR動画を制作するとします。
すると、視聴者は「一体何がアピールしたかったのだろう」と感じて、とくに記憶に残らない最悪の結果となります。
関市なら刃物、大分県なら温泉、など1つのテーマに絞ってわかりやすさを重視するとよいでしょう。
炎上リスクの管理を徹底する
かつて、うなぎが名産の鹿児島県志布志市が制作したPR動画が「女性差別だ」「児童ポルノではないか」などとして炎上騒動に発展しました。
PR動画はユニークで斬新な内容のものがウケる傾向ですが、一歩間違えれば「悪ふざけ」と捉えられる可能性もあります。
少人数では制作せずに、何重もチェックをおこないましょう。
まとめ
思わずその地域を訪れたくなるような、ユニークな自治体のPR動画を紹介しました。
自治体にかかわらず、PR動画制作を検討している企業や団体は、ぜひ参考にしてくださいね!
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