話題の対話型AI『ChatGPT』はなぜ人気?実際に使用して話題のワケを探ってみた【登録方法の解説アリ】
昨年11月末にスタートするや否や、SNSで話題を呼んでいるサービスをご存じですか?
その名も、『ChatGPT』。
このサービスは別名、対話型AIとも呼ばれています。
「対話型のAIとはなんだ?」と思ったそこのあなた! その疑問、解決します。
本記事では、『ChatGPT』の概要や登録手順、実際の使用レポまで詳しく解説。“AIの新しい可能性”を感じることができるはずです。
ChatGPTってなに?
『ChatGPT』とは、OpenAI(アメリカのAI研究に関する非営利組織)がAI技術を用いて開発した対話型AIサービス。
無料で使用できるサービス(2022年12月現在)ですが、今後有料化する可能性もあると言われています。
チャット形式となっており、ユーザーがChatGPTに聞きたいことを質問すると、実際に会話しているかのようにスラスラと回答してくれます。
開発元はアメリカですが、日本語にも対応しているため、日本語の質問にはしっかり日本語で返ってきます。
なぜ対話形式が可能になるかというと、ChatGPTには会話の記憶能力があり、現在の会話から約3,000語を参照できるためです。保持能力に限界はあるものの、前半の会話を記憶した上での自然な会話は、まるで人間と話しているかのようです。
では、実際にChatGPTを使用するまでの手順をお伝えしていきます。
ChatGPTの登録手順
ChatGPTの使用には会員登録が必要です。今回はPCにて行った会員登録を解説します。
①「ChatGPT」と検索し、下記のサイトをクリック。
②英語で表示されるため、Google翻訳を介して日本語に変換します。
③日本語で表示されたら、「サインアップ」をクリック。会員登録へ進みます。
④アカウント作成は、メールアドレス・Googleアカウント・Microsoftアカウントのいずれかで行います。今回はメールアドレスで行いました。
⑤続いて名前を入力します。
⑥名前入力ができたら、携帯電話番号を入力します。
⑦入力した電話番号に届いたコードを入力します。
⑧これでアカウント作成完了です!
実際にChatGPTを使ってみた
では、実際にChatGPTに話しかけてみます。
手始めに挨拶してみました↓
すると……あれ?
いきなりエラーが発生してしまいました……。しかしページの再読み込みを行うと、返答が!
ちょっとした不具合かと思い、引き続き質問を送ってみたのですが、下記のような画面に。
通常の場合、PCの文字入力のように文字が表示されていくのですが、単語しか表示されません。
この状態が30秒ほど続いた後、このまま止まってしまいました。しかし、「応答を再生成する」をクリックすると表示されました。(謎現象)
PCでログインしているからなのか……真相は定かではありませんが、1時間ほど経ってから再度ログインして試してみると、通常通り動くように! やはり不具合だったのでしょうか。
気を取り直して、さまざまな質問をしてみます。
Q1:なんでも答えてくれますか?
基本的には色んな質問に答えてくれるそう。ただし、「知識カットオフ」というAIモデルが保持している情報の範囲が指定されているため、2021年以降の事項や現在の情報は提供できないのだとか。
Webサイトやデータベースは閲覧できないからこその弊害ではありますね。そのため、例えば「明日の天気は?」と質問しても答えることができないというわけです。
試しに質問してみましたが、
Q2:明日の天気はなんですか?
やはり、現在の情報は提供できないとの返答がありました。
Q3:人間の感情はわかりますか?
あくまでもAIモデル(人工知能を理解するためのモデル)のため、人間の感情を理解することはできないとの返答。
しかしながら、人間の感情を表す言動・行動から感情を推測することは可能といいます。
AIモデルの可能性を大いに感じる答えが返ってきました。
では、社会情勢に関する質問はどうでしょうか↓
Q4:コロナはいつ終息すると思いますか?
新型コロナウイルスの事実に基づいて、終息するために必要なことを述べてくれました。
しかし新型コロナウイルスの発生は2020年のため、2021年以降の事項を認識していないChatGPTは、まだ発生して間もない頃の状態で回答しているのかもしれません。
試しに、2022年に起きたことに関する質問をしてみました↓
Q5:2022年開催ワールドカップの優勝国はどこですか?
やはり、2021年以降の事項を認識していないため、「まだ開催されていません」との返答。
2022年のワールドカップがカタールで開催されることは2021年より前に決まっていたため、このような回答になったのでしょう。
方向性を変えて、ネタ系はどうでしょう↓
Q6:バズるツイートを考えてください。
カリスマめぐりのTwitterネタを提供してもらおうと考えた結果、バズるポイントを提案してくれました。
個人的にツイート文を期待していたので、質問をもっと具体的にしてみると……
5つの文章を提案してくれました。しかし、なぜか全て“新しいモノ”で統一されています。
新しいモノがバズるという受け取り方では参考になるかと思います。
要望に対する回答が斜め上で面白かったので、味をしめた筆者はこんな質問もしてみました。
Q7:恋愛ソングを作ってください
なんとしっかり、「Verse1(Aメロ)」「Verse2(Bメロ)」「ブリッジ(サビ)」「コーラス」の構成を立てて作ってくれました。
肝心の歌詞はというと、やはり期待を超えてきました(笑)
少々…いや大分謎な頓智気ソングでこれまた面白いです(笑)
最後に、すべての質問に対して真面目に長文で答えてくれたChatGPTへ感想を送ってみました。
Q8:回答が真面目ですね
すると、しっかり真面目な回答が返ってきました。
ChatGPTによると、真面目な回答になっていることは意識していないようです(笑)
逆にそれが面白さを醸し出していますね^^
色んな角度から質問してみましたが、しっかり事実に基づいて回答してくれたり、想像の斜め上を行く回答があったりと飽きずに楽しむことができました!
まとめ
時代の最先端を行く対話型AI、ChatGPT。
実際に使ってみると、「そう来るか!」といった予想外な回答が面白く、話題を呼んでいるワケはここにあるのかも?と率直に思いました。
回答に正確性を求める点では向いているとは言えませんが、なんせ始まったばかりのサービスです。今後、より理想的な対話型AIモデルに改良されていくことでしょう。
個人的には、正確さが追及されればされるほどChatGPTの斜め上の面白さがそがれてしまうかと思うので複雑ではあります(笑)
兎にも角にも、AIモデルの可能性を大いに感じる『ChatGPT』には期待しかありません!
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