LINE VOOMの広告収益が終了⁉ 新しく始まったクリエイター向け収益化プログラムについて解説

ショート動画コンテンツを中心としたLINEのプラットフォーム「LINE VOOM」。

今までLINE VOOMでは動画広告による収益化が可能でしたが、2024年4月に提供が終了されてしまいました。

しかしながら、収益化自体が無くなったわけではありません。

そこで本記事では、新しく始まったクリエイター向けの収益化プログラム「LINE VOOM Creator Program」について解説します。 参加条件や参加方法などの詳細をまとめていますので、収益化を検討している方はぜひご参考ください。

LINE VOOM Creator Program」とは

「LINE VOOM Creator Program」とは、LINE VOOMが提供する収益化プログラムで、個人で活動するクリエイターを対象としたものです。

本プログラムに参加すると、主に投稿したコンテンツの再生時間に応じて収益が得られる仕組みとなっています。

これまでは一部のクリエイターのみに公開されていましたが、2024年5月14日（火）から一般公開が開始されました。

これまでの登録者数はのべ1万人。トレンド情報やエンタメ、料理レシピ、ライフハックなど、生活がより豊かになるような色んなジャンルで活躍されています。

一般公開されたことにより、さらに参加者は増えることでしょう。クリエイターになるための投稿ガイドといったクリエイターを支援する提供も実施予定なので、LINE VOOMのクリエイターを始めやすい環境が整うと思われます。

「LINE VOOM Creator Program」でできること

LINE VOOM Creator Programに参加すると、下記の機能やサービスを受けることができます。

具体的な内容についてご紹介していきます。

コンテンツ投稿の収益化

1つめは、「コンテンツ投稿の収益化」です。主な収入源となるこちらですが、投稿したコンテンツの再生時間などに応じて収益を得ることができます。

ただし、収益化できるのは一定の条件を満たした投稿のみ。下記の利用規約に反する動画は対象外となりますのでご注意ください。

LINE VOOM Creator Program 利用規約
LINE公式アカウント 利用規約

キャンペーンへの参加

キャンペーンとは、「LINE VOOM Creator Program」を通じて色んな特典を受けられるというものです。

また、企業とのコラボレーションの機会が得られることもあり、仕事に繋がるきっかけ作りとなるでしょう。

ただしこちらも、参加するには一定の条件がありますのでご注意ください。

コンテストへの参加

LINE VOOMでは、活躍したクリエイターを表彰する「LINE VOOM Creator Contest」が開催されています。

昨年から始まって過去2回（夏・冬）開催されており、最も活躍したクリエイターに贈られる『MVP』賞は、2回連続で「そば湯」さんが受賞。

ほかにもジャンル別の部門賞が用意されており、メディア露出の機会が拡大するコンテストとなっています。

ダッシュボードの利用

ダッシュボードでは、投稿したコンテンツの視聴数やリアクション数などを確認して管理することができます。

獲得した収益もここから確認が可能です。

本格的にLINE VOOMの収益化をしたい方は、自身のアカウント分析のために必須といえる機能でしょう。

「LINE VOOM Creator Program」に参加するには？

ここからご紹介するのは、LINE VOOMの収益化プログラムに参加する方法です。

①LINE公式アカウントの作成
②参加基準をみたしているか
③個人で参加orパートナーを介して参加

大きく3つに分けたので、各項目で詳しい手順を解説していきます。

①LINE公式アカウントの作成

そもそも収益化できるのは、LINE公式アカウントに限ります。まずは、公式アカウントの作成から進めていきましょう。

スマホで作成する場合と、PCで作成する場合の2パターンを解説します。

→スマホで作成する場合

1．管理アプリ「LINE公式アカウント」をダウンロード（iOSまたはAndroid）。
2．アプリを開き、「LINEアプリ」または「メールアドレス」で登録を行います。
3．LINEアプリは個人アカウントとの連携、メールアドレスはLINEビジネスIDの登録を行い、「アカウント作成」をタップ。
4．アカウント作成フォームに必要項目を入力したら、公式アカウントの作成が完了です。

→PCで作成する場合

1．LINEヤフー for Businessより、「LINE公式アカウントをはじめる」をクリック。
2．「LINEビジネスID」の作成画面に移るので、「LINEアカウント」（個人）または「メールアドレス」で登録を行います。
3．LINEアプリは個人アカウントとの連携、メールアドレスはLINEビジネスIDの登録を行い、「アカウント作成」をクリック。
4．アカウント作成フォームに必要事項を入力したら、公式アカウントの作成が完了です。

②参加基準を満たしているか

「LINE VOOM Creator Program」では、下記の参加基準を満たす必要があります。

➊フォロワー数500人以上
❷直近30日間の動画再生時間10時間以上
❸直近30日間の動画投稿数10個以上

この3つの条件を満たしていないアカウントは参加が叶いませんので確認しておきましょう。

③個人で参加orパートナーを介して参加

条件をクリアしていたら、プログラムの参加に進みましょう。

個人で参加する場合と、LINE VOOMパートナーを介して参加する場合の2パターンあるので、それぞれ解説していきます。

→個人で参加する場合

1．LINE VOOM Studioの画面左にある「はじめる」をクリック。
2．LINEビジネスIDでログインして、参加を申請。
3．審査
4．LINE VOOM Studioに審査結果の通知
5．収益金の送金に必要な銀行口座情報を登録
6．登録した翌月から収益化開始

個人で登録するメリットは、収益を直接受け取ることができる点です。

→LINE VOOMパートナーを介して参加する場合

LINE VOOMパートナーとは、LINE VOOMと連携するクリエイター事務所です。ノウハウの習得や独自の参加基準で申請できるメリットはありますが、収益はパートナー（事務所）を介して受け取ることとなります。

1．所属するLINE VOOMパートナーに、LINE公式アカウントの招待コードとベーシックIDを共有
2．パートナーを介してクリエイター登録
3．LINE VOOM Studioから招待通知を確認して、規約に同意
4．審査
5．LINE VOOM Studioに審査結果の通知
6．翌月から収益化開始

まとめ

今回は、LINE VOOMの収益化プログラムについてまとめていきました。

参加条件は設けられているものの、例えばYouTubeの収益化条件（チャンネル登録者数1,000人以上、総再生時間4,000時間以上）と比較するとハードルは低いと言えます。

かつ無料で始められる手軽さもあるので、LINE VOOMを活用してマネタイズできる可能性は高いのではないでしょうか。

\こちらもおすすめ/

▼LINE VOOMとは？タイムラインとの違いは？使い方や企業の活用メリットを解説

▼「LINE Keep」はいつ終了する？「Keepメモ」はどうなる？今後の情報やデータのバックアップ方法について

▼【話題沸騰】LINEスタンプの組み合わせができる新機能を試してみた。Xでは大喜利状態

\インフルエンサーマーケティングに興味がある方へ/

【インフルエンサーマーケティング】月額5万円～PR依頼し放題！圧倒的コスパの『トリドリマーケティング』初月半額＋1万円キャッシュバック