【騙され注意!】インフルエンサーの実態!~本当にあったフォロワー買いの真実~
キラキラした日常を送り、フォロワーに流行りのアイテムやサービスの情報を届け、いいねの数を集める。そんなインフルエンサーが憧れの的になるようになって久しくなります。
フォロワー数の多いインフルエンサーに、企業はこぞってPRの仕事を依頼。
その収入だけで生活しているインフルエンサーも少なくないでしょう。
でも本当にすべてのインフルエンサーが信頼できる人物なのでしょうか。
もしかして、偽りの姿なのかも・・・!?
今回の記事では、そんなインフルエンサーの実態を深堀していきます。
インフルエンサーに憧れ、いずれは自分も・・・!と考えている方は、自分の思い描くインフルエンサーを、よりリアルに考える機会に、そして企業の皆様も依頼するインフルエンサー選定の参考にしてください。
目 次
インフルエンサーのお仕事事情
インフルエンサーとはInstagramやTwitterといったSNSでのフォロワーが、比較的多く、影響力のある人のことをいい、一般的に1万人以上のフォロワーを持ちます。
特に100万人以上のフォロワーをもつインフルエンサーを「トップインフルエンサー」と呼びます。
では、インフルエンサーの実際のお仕事はどんな感じなのでしょうか。
インフルエンサーの収入源は主にPR投稿です。
PR投稿にこぎつけるためには、もちろんフォロワーを増やさなければなりません。
企業側は依頼する基準の一つとして、フォロワー数を見ています。
そしてPR投稿の単価もフォロワー数によって異なるのです。
一般的に「1フォロワー=1円~2円」が目安となります。
PR投稿の依頼を受ける方法として、広告案件紹介サイトに登録する手段もありますが、フォロワー数が多ければ企業からDMで直接依頼を受けることができ、なおかつ報酬相場も良くなります。
インフルエンサーとして収入を上げたければ、多くのフォロワー数が必須だということが明白ですね。
フォロワー数が欲しいがために手を染めた・・・
売れっ子インフルエンサーと呼ばれるためには、フォロワー数が絶対条件だとわかりました。
しかし、フォロワー数の伸び悩みはどのインフルエンサーにもつきものです。
インフルエンサーとして生活を成り立たせたい、もっとみんなから憧れられたい・・・!
そう思い悩むインフルエンサーが手を染めてしまうのが「フォロワー買い」なのです。
InstagramやTwitterでは、最近フォロワーを買う行為が問題視されています。
実際にフォロワー買いをした事例をみていきましょう。
Instagramでフォロワー買いをした場合
恐ろしいことに、SNSのフォロワーを増やしたい、投稿に対してのいいねを増やしたいといった需要に合わせて、多くのアカウントにフォローさせる業者が存在します。
業者によっては、フォロワーを増やしたり、動画の再生回数を増やしたり、タイプはいくつも存在するようです。
タイプ別に金額も設定されており、フォロワー数の伸び悩みを抱えている人にとって、手っ取り早くインフルエンサーになれる手段となってしまいます。
しかし、実際にInstagramでフォロワー買いをした人により、次の問題点が浮き彫りになりました。
- 外国人アカウントのフォロワーが激増して実際の友人に怪しまれた
- フォロワー数といいねの数が一致しない
- 不正行為だとしてアカウントが凍結された
外国人アカウントの増加
フォロワー買いをした結果、外国人フォロワーが激増したという事例は少なくありません。
これは、フォロワーを売っている業者が主に提供しているのが、外国人アカウントだからです。
なぜなら、日本人アカウントよりも、外国人アカウントの方が割安なのです。
日本語ばかりの投稿をしているのに、フォロワーが外国人だらけなんて、かえって目立ってしまいますよね。
フォロワー数といいねの数
フォロワー欲しさに、よく理解もせずに怪しい業者からフォロワーを買ってしまう人も数多くいます。
そういったフォロワーのアカウントはほぼ機能しておらず、いいねをしてくれることもありません。
フォロワー数だけが増え、投稿内容になんのリアクションもなければ大して意味がありません。
そもそも不正行為なのでアカウントが凍結される
InstagramやTwitterは、公式にフォロワーやいいねの販売を禁止しています。
基本的に業者からフォロワーを買った場合、一気にフォロワー数が増えることになるので、運営側に発覚し、最悪の場合アカウントが凍結されます。
フォロワーを買う行為は、リスクをともなう行為なのです。
投稿依頼をする企業側も注意が必要!
残念なことに、フォロワー買いは今の時代珍しいことではありません。
ですから、仕事を依頼する企業側も、インフルエンサーが信頼できるアカウントかどうか見抜く力が必要となってきます。
フォロワー買いをしているようなアカウントに、PR案件を依頼しても、商品の購入につながらないため、費用対効果を大きく下げることになります。
それどころか、商品や企業のイメージダウンにもつながりかねません。
フォロワー数といった単純なものに惑わされず、そのインフルエンサーがこれまでどういった実績を積んできたのかしっかり見極めることを意識しましょう。
結局は地道にフォロワーを増やすことが得策
今回の記事では「フォロワー買い」を深堀してみました。
わかったことは、インフルエンサーになるためには、地道にフォロワーを増やす方法が一番であることです。
SNSがこれほどまで普及し、一般人の目も肥えています。
結局はフォロワー買いをしていることが簡単にバレ、リアルな友人も、依頼をしてくれるような企業も離れていくのが明白です。
大勢の興味を引く投稿や、自分にしかできないアピールの仕方を考え、SNSの運用に関してコツコツ努力していくのが望ましいようです。