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X(旧Twitter)のALT機能とは?推し垢、ビジネス垢など目的別の使い方3選

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X(旧Twitter)の投稿内にて、「詳細はALTへ」といった文言を見たことはありませんか?

ALTとは“画像の代わりに表示するテキスト”なのですが、最近その機能がさまざまな使い方をされているのです。

そこで本記事では、X(旧Twitter)のALT機能について解説! 推し垢やビジネス垢など、目的別の便利な活用方法をご紹介します。

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ALT機能について

※画像左下の「ALT」表示

X(旧Twitter)のALT機能とは、視覚障がい者の方における画像の代替テキストです。音声の読み上げ機能によって、投稿の内容を理解することを目的としています。

また、通信回線が弱く画像を読み込めないときにも、ALTテキストを表示することが可能です。

例えば、ただ「楽しかった!」と添付画像とともに投稿しても、画像が見えない人にとっては何が楽しかったのか1ミリも伝わりません。

そこでALTに、「友達と2人で浅草の遊園地へ行ってきました。」と添えることでどんな投稿か理解することができます。

ALTの利用手順

ALTを実際に使用する際のやり方を説明していきます。

①投稿文を入力して画像を添付したら、画像下にある「件の説明を追加」をタップ。

②ALTテキストを入力する画面に移るので、1000文字以内で画像の説明文を考えます。

単純に画像の代替テキストとして使用する場合は、要点をまとめた短めの文章がわかりやすいでしょう。

③入力が終わったら、右上の「保存」をタップ。

④画像下(「タグ付けする」の真下)に入力した文章が表示されていることを確認できたら、「ポストする」で投稿完了!

実際のタイムラインでは、画像の左下に「ALT」と表示されます。

ALTテキストを見たい場合は、「ALT」バッチをタップすると下記のように画像の説明として確認できます。(PC版)

もちろん、画像の最大投稿枚数である4枚それぞれにALTテキストをつけることも可能です。

非常に簡単なので、ぜひ活用してみてください。

〈目的別〉ALTの使い方3選

ALTの利用手順がわかったところで、本題であるALTの使い方をご紹介していきます。

①長文投稿
②セットリスト
③ライブレポート

今回は、目的別に上記の3種類を取り上げました。

課金なし◎長文投稿

X(旧Twitter)の投稿文字数の上限は140字まで。無料版の場合、それ以上の文字を投稿することは不可能です。

現在は有料プラン内のサービス「長いポスト」によって最大25,000文字まで投稿が可能になりましたが、あくまで月額制のサブスクリプション。最初に登場した「Xプレミアム」は月額980円・年額10,280円と正直手の出しづらい価格となっています。

そこで活用したいのが、ALT機能です。

ALTテキストは最大1,000文字まで入力可能なので、投稿文に入りきらない情報をALTに載せることができます。

主にビジネス垢などで、「詳細はALTまで」と記載して活用している例をよく見かけます。

画像が複数枚あるときは、どの画像の説明なのかひと目で分かりやすいですし、ぱっと見の投稿文が長すぎないことで全体のまとまりも良くなりますよね。

ネタバレ防止!セットリスト

ライブに行ったことのある人なら共感できるであろう、セットリスト(以下、セトリ)問題。

今後行く予定のツアーのセトリをネタバレされたり、悪気なく「○○の曲最高だった!」なんて感想ポストがされていたりなどなど……。苦い経験をされた方は少なくないでしょう。

そんなネタバレを防止するべく考えられたのが、セトリをALTに記載すること。

「セトリはALTに」と記載することで、ネタバレされたくない人は知らずに済み、逆に予習するために見たいといった場合はALTを通して知ることができるのです。

推しへの愛を♡ライブレポート

みなさんは“推し垢”を持っていますか?

推し関連の投稿するための専用アカウントを所持している方は多いでしょう。しかしながら、大好きな推しへの想いだからこそ、140文字じゃ収まりきらない場合も多いはず。

最近増えているのが、主にアイドルに多い特典会での推しとの会話をALTに記載しているアカウントです。ほかにも、推しからもらったファンサの内容や直接伝えきれなかった言葉を書き込んでいる人も見られます。

また、アイドル側がファンへ向けたメッセージをALTに載せているパターンも見受けられ、オタク文化の根付いた日本ではもはや当たり前に使われているようです。

まとめ   

今回は、X(旧Twitter)のALT機能についてご紹介しました。

長文投稿やライブレポートなど本来の使い方の枠を超えたALTの活用方法は、文字数制限のあるX(旧Twitter)において画期的なものです。

ひとつ懸念される点は、視覚障がい者への代替テキストという元々の目的が認知されないのではないかということ。

今まで知らなかった方は、ただ便利な機能だけではなく、こういった目的があることを理解した上で臨機応変に使用してみてください。

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ライター紹介

あんず

インタビュアー、ライター、編集

NO SNS,NO LIFE. SNS時代と呼ばれる今に欠かせない情報を、Z世代ならではの視点で発信していきます。
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