フリーランスのSNS活用術【Instagram編】インスタで仕事をGETするためのイロハ
Instagramの国内ユーザー数は3,300万人であり、LINEを除けば日本で2番目に大きなSNSです。
そんなInstagramを使ってマーケティングできないか?と考えるフリーランスは多いでしょう。「Instagram経由で仕事を獲得した」なんて話を聞くと、期待感も高まりますね。
今回は、フリーランスがInstagramを活用するためのポイントについて解説します。
5つのポイントを押さえながら、Instagram活用にぜひチャレンジしてみてください。
目 次
Point1. Instagramが「向いている職種」と「向いていない職種」
最初のポイントとして、フリーランスの中にはInstagram活用が「向いている職種」と「向いていない職種」があります。
<向いている職種>
- グラフィックデザイナー
- WEBデザイナー
- CGデザイナー
- インテリアデザイナー
- イラストレーター
- カリグラファー
- アニメーター
- 漫画家
- カメラマン
Insgtagramは写真共有を基本としたSNSなので、「コンピューターや手を使って何かをデザインする職種」に向いています。一方で、成果物がテキストやコードである職種や、コンサルタントや士業など目に見えないサービスを提供している職種のInsgtagram運用は難しいかもしれません。
まずは、自分の職種がInstagram活用に向いているか否かを考え、活用すべきかどうかを判断しましょう。
Point2. Instagramプロフィールを充実させる
Instagramのプロフィール部分はいわば「名刺代わり」です。プロフィールに「何をしているのか?」「どうやったら連絡を取れるのか?」が記載されていないと、そもそも仕事獲得にInstagramを活用できません。
こちらは、日本のカリグラフィーアーティストである本 秀也氏のInstagramアカウントです。国内外を問わず仕事を獲得していることから、英語で次のような情報が記載されています。
- 氏名
- 居住地
- 職種
- クライアント
- メールアドレス
- ポートフォリオURL
あなたのInstagramを見て仕事を発注したい人や企業が現れても、プロフィールがしっかりと記載されていなければ獲得に至らないので注意してください。
Point3. Instagramフィードには仕事の成果だけでなく過程も投稿する
Instagramを活用しているフリーランスの多くは、仕事での成果物や個人的な製作物をフィードに投稿しています。
これはInstagram活用の基本ですが、1歩進んだ活用方法を行っていきましょう。
成果だけでなく、仕事の過程も投稿するのです。
仕事の過程を投稿することで「こんなプロセスで仕事をしてくれるのか」と他者に伝えられます。
仕事熱心な人ほど過程を投稿するのが効果的なので、ぜひ試してみてください。
もちろん、秘密保持には十分注意しなければいけません。
クライアントの承認がない限り製作途中のもの、成果物、クライアントの社名や氏名などを投稿するのは絶対にやめましょう。
ただし、成果物やクライアントの社名や氏名などを伏せた状態で投稿するのは問題ありません。
Point4. Instagramを使って積極的に営業をかける
フリーランスがInstagramを活用することで仕事を獲得するパターンは「他ユーザーから連絡が来る」だけではありません。世界中のユーザーと繋がれるSNSの特性を利用して、こちらからも営業をかけていきましょう。
自分のクライアントになるかもしれない企業や個人にダイレクトメッセージを送信し、積極的な営業活動に取り組んでください。
クライアントを探す際に役立つのがハッシュタグ(#)検索です。
たとえば職種がカリグラファーなら、「#地名+カリグラファー」で検索してみましょう。
「#地名+職種」でハッシュタグ検索を行うと、あなたのクライアントになる可能性の高い企業や個人を効率良く見つけられます。
クライアントを選ぶ際はプロフィールや投稿を除いてみて、自分が提供する商品やサービスを必要としているかどうかを見極めましょう。
Point5. Instagramでマーケティングが広がる仕組みを作る
Instagramでの仕事獲得に成功したら、次はマーケティングが広がる仕組み作りに取り組みましょう。
具体的には、クライアントに自分との仕事や成果物についてInstagram上で投稿してもらうように促します。するとその投稿はクライアントのフォロワーに表示されるため、より多くのユーザーに自分の仕事をアピールできます。
クライアントに投稿してもらうためには、「Instagramで投稿してくれたら○%OFF」などのクーポンを配布したり、ストレートにお願いしてみたりするのもいいでしょう。
Instagramを活用して仕事を獲得しよう
Instagramを活用して効果のあるフリーランスは限られていますが、向いている職種に該当するフリーランスはInstagramを積極的に活用して仕事獲得を目指しましょう。
一方、向いていない職種に該当するフリーランスはTwitterやTikTokを使ったマーケティングがおすすめです。
Twitterの活用ポイントについては以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。