【視覚的訴求】Z世代の約7割がSNSでお部屋探し!?不動産業界のSNSを深掘りしてみた!
Z世代の約7割が、SNSで部屋探しをしているってご存じでしたか?部屋探しといえば、かつては不動産店舗で相談したり、物件情報サイトで探したりするものでした。それが今ではSNSだけで完結させる若者も少なくないのです。
これは、不動産業界にとって大きな変化なのでは!?不動産業界のSNSに注目するかちありかも!!ということで今回の記事では、不動産業界のインスタをのぞき見します。それぞれどんな工夫がされているのでしょうか!さっそく見ていきましょう。
Woman.CHINTAI
新庄剛志さんのCMでお馴染みの「CHINTAI」が、女性向け・女性専用の物件を紹介している「Woman.CHINTAI」です。物件探しには、女性ならではの悩みがつきものです。防犯がしっかりしていることや、駅から近くて夜道を歩かなくていいことなど。初めて一人暮らしをする大学生をもつ親御さんも気になるところではないでしょうか。
女性向けの物件、ということもありWoman.CHINTAIのアカウントはとにかくキレイで可愛い!女の子のイラストが描かれたサムネが、まず目を引きます。家賃やアクセスなど基本的な情報はもちろんのこと、街のイメージや近くのおしゃれなカフェといった、女性なら知りたい情報に特化しているアカウントです。女性目線で言わせてもらうと、もうこのアカウントだけで家選びを完結させたい(笑)大げさではなく本当に、見ているだけで新生活が楽しみで仕方なくなってきます♪
シェアプレイス
今は、シェアハウスも一つの選択肢として考えている人も多いのではないでしょうか。そんな人におすすめしたいのが@shareplace_rebita さんです。なるほど!これはシェアハウスに特化した発信の仕方だ!と感動しました。
物件内容を前面に押し出していないのには驚き。シェアハウス経験者からのリアルな声や、その地域でのイベント内容などシェアハウスならではの楽しみ方がとても伝わってきます。今までシェアハウスの選択肢がなかった人も、こちらのアカウントを見れば選択肢が広がるかも。リールではルームツアーを発信しており、お部屋の中身ももちろん見られますよ。
グッドルーム
シンプルな発信でわかりやすく、写真やリールで物件内容が細かく知れる@goodroom_jp さんをご紹介します。東京のお部屋を中心に発信しているこのアカウント、約16万ものフォロワーを持つ人気アカウントです。お部屋の写真と間取りを紹介する、とてもシンプルな内容ですが、ハッシュタグやリールをうまく活用しファンを増やしている印象です。デザイナーズ物件やリノベーション物件を多く取り扱っていることもあり、写真映えする投稿で見ているだけで楽しめます。
あまから賃貸
関東の物件を紹介している@amakara_chintai さんです。物件を紹介するアカウントなのにサムネが非常に映えていないことに驚きです(笑)しかし、内容が他の不動産アカウントと差別化できていて非常に上手!
投稿はリール中心です。お部屋を隅々まで見せてくれるだけでなく、音声解説付きなので動画を見るだけでどんな部屋なのか特徴も含めて十分に伝わってきます!今はオンライン内見が中心で、実際に行ってみたら印象が違った・・・といったケースも少なくないはず。SNSの段階から動画を使ってたくさんの情報を伝えられていれば、そんなことも避けられるかもしれませんね。
ニフティ不動産
物件の紹介ではなく、お部屋探しに役立つ情報を発信しているアカウントもあります。@nifty_myhome さんは整頓術やワンルームの楽しみ方などを発信。「理想のお部屋作りストーリー」では、実際に取材した生の声が聞けるため、暮らしをイメージしやすく一人暮らしに役立つ情報が得られます。プロフィール欄からサイトへ誘導できるため、インスタのアカウントは企業認知度を上げるために活用している印象です。
不動産業界がSNSに力を入れるメリット
インスタの特徴は、なんといっても視覚的訴求に長けていることです。写真や動画をうまく活用すれば、集客へとつながります。コロナの影響もあり、実際に現地まで行き内見することのハードルが上がってしまいました。そんなとき力を発揮するのがSNSです。動画でお部屋の情報を届けられるだけでなく、コメント欄やDMを活用して、ユーザーとのコミュニケーションも可能です。視覚的訴求と、かつては難しかった顧客とのコミュニケーションの点を考えれば、不動産業界とSNSは相性が良いと考えます。
まとめ
今回は、不動産業界のインスタをのぞき見しました。さまざまな物件を取り扱っていたとしても、女性専用、シェアハウスなど何かに特化したアカウントを作ることは効果的だと感じました。投稿内容にも統一感が出ますし、ユーザーも効率的に部屋探しができますよね。
コロナが落ち着いたとしても、オンライン内見やオンライン商談は続いていくと考えられます。したがって、SNSを利用したコミュニケーション、集客が非常に重要です。他社との差別化をはかり、人気アカウントに育て上げるためにも、今回ご紹介したアカウントを参考にしていただけたら幸いです。
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