【2023年上半期】Z世代トレンド総まとめ!ちいかわ、コムドットなどランクイン〈Z総研調べ〉
2023年も6月に入り、上半期が終わりを迎えようとしています。
そんな中、Z総研より『Z世代が選ぶ2023年上半期トレンドランキング』が発表されました。
SNS利用が最も盛んといえるZ世代が対象なだけあり、上位を占めるのはSNSで流行したものばかりでした。
本記事にて、そのトレンドランキングをジャンル別に見ていきます。
Z世代12万人に聞いた「ネクストトレンド予想」も合わせてご紹介するので、流行の先取りをしたい方は必見です。
参考:Z総研
目 次
〈2023年上半期〉Z世代のトレンドランキング
本ランキングは、株式会社N.D.Promotionの自社メディア「Nom de plume」の読者かつトレンドに敏感なZ世代女子を対象に行われました。
では、ジャンル別に見ていきましょう。
流行った「言葉」
流行った「言葉」第1位は、『蛙化現象』。
@namae_kudasai_ @kasehokekasehoke ♬ Athletic Meet “Heaven and Hell” (No Introduction) – Shinonome
YouTuberのきりまるさんが、異性に冷める瞬間(通称・蛙化現象)をYouTubeに投稿したことから流行した言葉です。
しかし、蛙化現象の本来の意味は“好意を寄せる相手が自分に好意があると分かったら急に冷めてしまう現象”のことを言います。そのため、“現代版”蛙化現象と呼ぶ人もいるのだとか。
フードコートでうろうろする姿などが蛙化現象として広く知られていますが、共感する人から理不尽だと感じる人まで反応はさまざま。色んな意味で物議を醸した言葉です。
2位以降の「かわちぃ」「うちゅくしぃ」は、TikTokで流行ったコーデ紹介で使われている言葉です。インフルエンサーのゆずみつさんをはじめとした多くのTikTokユーザーが真似して盛り上がりを見せていました。
流行った「食べもの・飲みもの」
流行った「食べもの・飲みもの」第1位は、『10円パン』。
@dsebaji 日曜昼に行ったけどむっさ並んでた!平日の方が良かったんやろなー!チーズがばえるけど味もチーズが一番ええかも^_^#大阪グルメ #今話題#10円パン#道頓堀 ♬ I’m invincible – UTA from ONE PIECE FILM RED – Ado
SNSユーザーなら1度は見たことがあると言っても過言ではない10円パンは、“10円”パンなのに“10円で買えない”ギャップグルメ。
のび~るチーズがたっぷり入っていることから味も好評で、土日は大行列ができるほどの大人気グルメとなりました。
第2位のサンリオチョコは、有名なアンパンマンチョコの“サンリオ版”。可愛いサンリオキャラクターズがSNS映えすると話題になっています。
流行った「コスメ」
流行った「コスメ」第1位は、『TIRTIRのマスクフィットオーラクッション』。
@arichan_make あのTIRTIRからついに新作クッションが登場!従来と何が違う?コスメオタクが正直レビュー🔍 #コスメ #美容 ♬ オリジナル楽曲 – ありちゃん【美容系、コスメTikToker】
韓国のコスメブランドTIRTIRより3月に発売された新商品で、従来のカバー力はそのままに艶感がプラスされたクッションファンデです。
以前に発売された赤いパッケージのクッションファンデがSNSで大バズリしたため、こちらの新商品も注目を浴びました。
ちなみに、第2位にランクインしたrom&ndのグラスティングメルティングバームも艶感がきれいなリップバームです。
2023年5月13日以降マスクの着用が任意になったことにより、“艶感”を重視したコスメ商品の需要が高まった結果と言えます。
流行った「コト・モノ」
流行った「コト・モノ」第1位は、『ちいかわ』。
— ちいかわ💫アニメ火金 (@ngnchiikawa) June 1, 2023
イラストレーター・ナガノさんによる漫画作品で、作中に登場するキャラクターのちいかわが一大ブームを巻き起こしました。
Twitter漫画から一躍有名になり、テレビや雑誌などでも取り上げられたことからZ世代でなくとも知っている方は多いのではないでしょうか。
可愛らしいだけでなく現実味もあるちいかわの世界観に心掴まれる人が続出しています。
第2位の『推しの子』は、原作漫画のアニメ化により知名度が急上昇した作品です。
YOASOBIが歌うアニメ主題歌の「アイドル」が、TikTokで大バズリしたことでさらに注目されました。
流行った「YouTubeチャンネル」
流行った「YouTubeチャンネル」第1位は、『コムドット』。
「地元ノリを全国へ」というスローガンを掲げた、幼馴染5人組のグループYouTuberです。
現在、チャンネル登録者数415万人と圧倒的人気を誇る次世代YouTuberで、コムレンジャーと呼ばれるコムドットファンが沢山存在しています。
また、YouTuberでは異例の冠番組「コムドットって何?」がフジテレビにてレギュラー放送されており、その勢いはとどまることを知りません。
ちなみに2位以降の『平成フラミンゴ』や『むくえなちっく。』もコムドットと同じく幼馴染YouTuberです。幼馴染だからこその仲の良さが人気を集める理由なのかもしれません。
流行った「TikToker」
流行った「TikToker」第1位は、『MINAMI』さん。
@minami.0819 流行り?
♬ If We Ever Broke Up – Mae Stephens
2.2Mフォロワーを誇るインフルエンサーのMINAMIさんは、10代女子の憧れとして非常に人気を集めています。
TikTok開始当初から毎日投稿を継続しており、動画1本1本のクオリティーにもこだわっている努力家な一面も支持されています。
16歳という若さを感じさせない美貌やスタイルも、女子が憧れる理由の1つでしょう。
2位以降の『桜』さん、『なえなの』さんも多くのファンを抱えており、TikTokにとどまらず他方面で活躍している人気インフルエンサーです。
Z世代12万人が予想する! ネクストトレンド
また、Z世代12万人に聞いた『ネクストトレンド予想』も同時に発表されました。
言葉部門の蛙化現象は、上半期より継続してトレンド予想に入ってきていますね。それほど注目されている証拠なのでしょう。
食べ物部門では、『プヂン』がランクイン。
聞き慣れない言葉ですが、プヂンとは砂糖の代わりに練乳を使って作られるイタリア発祥プリンなのだとか。
また他にもテレビで紹介された『切り株クロワッサン』や、以前当メディアでも取り上げた『友達がやってるカフェ』などがランクインしていました。
2023年下半期は、上記にピックアップされたものに注目していきたいですね。
まとめ
Z世代にフォーカスしたトレンドランキングを通して、今がいかにSNS時代なのかを改めて感じました。
特にTikTokの存在は、トレンドランキングに大きく影響しています。TikTokユーザーの多くをZ世代が占めていることも関係しているのでしょう。
2023年下半期も、Z世代からのトレンド発信に期待したいです。
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