【Z世代NEWトレンド】Y2Kの次は“Y3K”⁉ AIやメタバースの影響を受けたメイクやファッションの実態とは……
2022年に注目を集めた、Y2Kという言葉をご存じですか?
Y2Kとは「Year 2000」の略で、2000年代に流行したファッションやメイクのことを“Y2Kファッション”や“Y2Kメイク”として、Z世代にとどまらず世界的にも再注目されていました。
そして2023年、新たに注目されているのが「Y3K」。
なんでもAIやメタバースの影響を受けているのだとか……。まさにZ世代のNEWトレンドと言えるY3Kを本記事でピックアップします。
Y3Kとは?
そもそもY3Kとはなにかについて、お話していきます。
簡単に言うとY2Kが「Year 2000」の略であるように、Y3Kは「Year 3000」の略になります。
つまり、3000年代の未来をイメージしたファッションやメイクのことを指すのです。
現代勢いが加速している“AI”や“メタバース”の影響を受けていると言われています。
では、3000年代の世界観をイメージしたスタイルはどんなものなのか。具体的な事例とともに解説していきます。
Y3Kを象徴するアーティスト『aespa』
Y3Kの象徴的存在と言えるのが、K-POPアーティスト『aespa(エスパ)』。
2020年に韓国の大手事務所「SM ENTERTAINMENT」からデビュー後、瞬く間に注目され世界的に人気となった多国籍ガールズグループです。
에스파, 美 PAPER 매거진 커버 장식! K팝 걸그룹 최초!
— aespa (@aespa_official) February 28, 2023
디지털 캡슐 컬렉션도 출시 예정! ‘메타버스 그룹’다운 유니크 컬래버레이션!https://t.co/jXWyMAUwoX#aespa #æspa #에스파#DMATxaespaxPAPER pic.twitter.com/YMtRbi7wGv
aespaのコンセプトは、「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観がベース。現実世界の『aespa』のメンバーと仮想世界のアバター『ae-aespa(アイ-エスパ)』がSYNKという場所を通してリンクします。
メンバーのアバターはそれぞれに名前がついています。
ae-KARINA×カリナ
ae-WINTER×ウィンター
ae-NINGNING×ニンニン
ae-GISELLE×ジゼル
見てわかる通り、メタリックやラメ、蛍光色が取り入れられた衣装やメイクは3000年代の近未来感を髣髴とさせる世界観です。
アニメやゲームのキャラクターのような、人間というよりかはCGに近しいスタイリッシュさが特徴的のようです。
グループ名は、“Avatar X Experience”を意味する「æ」と”両面”という意味の英単語「aspect」の組み合わせで作られています。もう1人の自分である仮想世界のアバターと別世界を経験するという意味が込められているのだとか。
ほかにはないユニークかつ壮大なコンセプトが、世界中の若者たちのアイコン的存在となっているのでしょう。
バーチャルアイドルグループ『MAVE:(メイブ)』の誕生
そんなaespaの世界的人気に次いで、2023年1月に『MAVE:(メイブ)』という名のガールズグループが誕生しました。
MAVE:は、韓国の芸能事務所メタバース・エンターテインメント初のアイドルグループとしてデビューした“バーチャル”のグループです。
WE ARE MAVE:
— MAVE: (메이브) (@MAVE_official_) January 10, 2023
MARTY: ZENA: TYRA: SIU:
MAVE: DEBUT COMING SOON#MAVE #메이브 #MAKE_NEW_WAVE#SIU #ZENA #TYRA #MARTY#시우 #제나 #타이라 #마티 pic.twitter.com/53aAOiEacs
大手ゲーム会社を親会社にもつメタバース・エンターテインメントと、芸能事務所を傘下に持つ大手エンタメ企業Kakaoエンターテインメントがタッグを組んだことにより実現しました。
メンバー全員がバーチャルアイドルという韓国初の試みで、K-POPファンを中心に国内外問わず世界中から注目されているグループなのです。
そんな彼女たちのデビュー曲「PANDORA」は、感情を失った絶望的な未来「イディピア(IDYPIA)」でパンドラの箱を開き、世の中の一筋の希望を取り戻すという堂々としたレジスタンスが表現されています。
MVの世界観も近未来を感じさせる完成度の高いグラフィックで、まさにY3Kのスタイルと言えるのではないでしょうか。
今後のさらなるY3Kスタイルの確立において、重要なキーパーソンとなるのでは?と感じます。
中国版インスタ「小紅書(RED)」でも注目
Z世代を中心に日本国内ユーザーが急増している「小紅書(RED)」でも、Y3Kは注目されつつあります。
「#Y3K」で検索をかけてみると、投稿数は7.7万件。
2022年に注目を集めた「#Y2K」に比べるとまだまだではありますが、確実に中国でもY3Kスタイルを取り入れる傾向があることが分かります。
Y2Kファッションやメイクを好むユーザーが中心となって、Y3Kを発信している印象を受けました。
まとめ
たびたび話題の中心となる「Z世代トレンド」ですが、まさかAIやメタバースの普及がZ世代のファッションやメイクに影響を与えるとは思いもしませんでした。
また、トレンドの発信源は韓国・中国といったアジア圏に多い傾向があります。やはり同じアジア圏のトレンドは、日本でも受け入れられやすく話題となるのでしょう。
近未来スタイルのY3K、これはNEXTブームの予兆をひしひしと感じます…!
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