乙女はタダに弱い♡女性マーケティングから見るプレゼントキャンペーン【otome×SNS】第5弾
企業のSNS運用担当の皆様にとって、企画は悩みの種だと思います。「イマイチ話題にならない」「SNSフォロワーが増えない」「むしろ運用すらうまくいっていない」なんて企業も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みを抱える企業へお届けします。さまざまなキャンペーン企画が存在しますが、プレゼントキャンペーンに絞って深掘りしましょう!
成功事例や課題もご紹介しますので、起爆剤となるようなキャンペーン作りの参考にしてください!
目 次
プレゼントキャンペーンの効果って?
なぜ、多くの企業がプレゼントキャンペーンを実施するのでしょうか。そこで、プレゼントキャンペーンの効果についてみていきます。
新規フォロワーの獲得
SNSでのプレゼントキャンペーンの場合、多くの企業がアカウントフォローを条件としています。これにより、一つのプレゼントキャンペーンを通じて、多数の新規フォロワーを獲得できます。プレゼントキャンペーンが終わったからといって、フォローを外すことは稀でしょう。その後もSNSという無料ツールを通じて情報発信できるので、費用対効果は高いといえます。
企業認知の拡大
プレゼントキャンペーンにSNSを利用するメリットは、なんといっても拡散機能です。Instagramのハッシュタグ、Twitterのリツイート機能など、拡散力を利用して潜在顧客の獲得が可能です。プレゼントキャンペーンを実施する際は、フォロー&リツイートは必須条件といえるでしょう。
顧客を定着させる
ある程度認知度のある企業は、顧客からのリピートを狙いましょう。新商品自体をプレゼントにしたり、新サービスをお得に利用できるクーポンをプレゼントにしたりすることで、現在の顧客の定着が図れます。こういったプレゼントキャンペーンを定期的に行うことで、より一層根強い顧客を生み出せるでしょう。
女性マーケティング×プレゼントキャンペーン
女性マーケティングの視点から考えても、プレゼントキャンペーンは顧客獲得の機会として最適です。なぜなら、女性は商品やサービスを購入する前に「おためし」できるサービスを好む傾向があるのです。女性ならお分かりいただけるでしょうが、デパートで化粧品を購入した際には必ずといって新商品の試供品がもらえます。女性はこういった試供品、サンプルが大好きです。さらに、女性は安心感を好むので、事前におためし出来ることは効果的です。 女性が購買に至るまでの心理をうまく利用し、女性の高い購買意欲を自社に向ける戦略を立てましょう。
プレゼントキャンペーンの課題
プレゼントキャンペーンはメリットばかりなのでしょうか。考えられる課題点についてみていきましょう。
プレゼント発送の手間とコスト
避けては通れないことが、プレゼントの発送です。プレゼント当選者が決まると、DMでコミュニケーションをとる必要があります。DMで住所等の詳細を聞き、その後プレゼントの梱包、そして発送です。この一連の流れは、手間もコストもかかります。さらに、DMでスムーズに連絡が取れないケースも考えられます。
クーポンコードといった電子ギフトをプレゼント対象とすることで、この問題は回避できるでしょう。
情報をマーケティングにうまく活用できない
応募者の情報をマーケティングに活用できる点が、SNSでのキャンペーンのメリットです。しかし、この情報の活用ノウハウを持っていなければ、せっかくの数多くの情報が無駄となってしまいます。事前にマーケティングへの活用方法を確立させておくか、データ収集などを外部に委託するといった準備が必要でしょう。
成功事例
では、実際の成功事例をみていきましょう。企業ごとにそれぞれの工夫がみられるので、参考にしていきましょう。
UNIQLO #シェアリズム
「#シェアリズム」という、キャッチーなフレーズが目を引くプレゼントキャンペーンです。UNIQLOはエアリズム10周年を記念して、2022年にTwitterにてプレゼントキャンペーンを行いました。応募条件はUNIQLOのアカウントフォロー&エアリズムの使い心地などを共有&「#シェアリズム」を付けてツイートです。プレゼントはエアリズムインナー2着分相当のギフトカードなのですが、1着は自分へ、2着目は大切な誰かへという粋なコンセプトです。キャンペーンへの参加ハードルが低いことと、口コミの投稿を多数発生させられる点がメリットだといえます。
雪肌精インスタライブ視聴者プレゼント
雪肌精が2021年秋に行ったプレゼントキャンペーンは、参加型です。それは、インスタライブでクイズを出題し「雪肌精のアカウントフォロー・答えをコメント欄に投稿」を条件としたものでした。この投稿には200件を超えるコメントが寄せられています。
Oisix #みんなでアップサイクル
食材宅配サービスのOisixは、フードロス削減を目指す「アップサイクルbyOisix」の取り組みに力を入れています。そんなOisixが行ったプレゼントキャンペーンは、新商品や人気商品の5点セットをプレゼントするといった、とてもシンプルなものです。当選者も10名という少なさ。しかし、応募の条件が「それぞれのInstagramで、家庭でのアップサイクルの取り組みや、レシピ事例を投稿する」というものでした。一見、レシピ紹介なんて参加のハードルが高そうと思いますが、アップサイクルの取り組みを広めたい、という企業側のコンセプトがしっかりと伝わってきます。企業イメージをそのままに、ハッシュタグ効果で認知拡大の効果もあり、さすがだなといった印象です。
まとめ
今回は、プレゼントキャンペーンの効果についてだけでなく、女性マーケティングの視点からも考察しました。消費意欲の高い女性を味方につけるために、女性心理を読み解き、購買意欲をかき立てましょう。それには、プレゼントキャンペーンはとても有効です。今回の記事を参考に、ぜひ効果的なプレゼントキャンペーンを企画してください。
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