3Dプリンター業界のSNS活用術を分析!質の高いツイートを効率良く投稿するには
3Dプリンターを使った住宅が、2023年春に販売開始するかもしれません。最終的には100平米(約30坪)で300万円台を目指すそうです。早く実現してほしい…
今回は、最近何かと話題で新興企業が激増しそうな3Dプリンター業界における、SNS活用術について分析していきます。
FLASHFORGE(フラッシュフォージ)のSNS活用術
FLASHFORGEは中国初の3Dプリンターメーカーで、3Dプリンターからレジン(樹脂)まで自社製のものを幅広く提供しています。
Twitterのフォロワー数は2022年5月20日時点で約8,500人です。
【🧍♀️お待たせ致しました🧍♀️】
— FLASHFORGE JAPAN (@flashforge_jp) May 13, 2022
ご予約いただいている
「Adventurer3」・「Adventurer3 Lite」
本日5/13の17時ごろに発送予定です‼️
まだ購入を悩まれている方、入荷待ちだった方!
再入荷した今が購入チャンスです💝
【ショップサイトこちらから⬇️】https://t.co/5M7WNKuODl pic.twitter.com/a1arQtayNv
フォロワー数自体は多くないのですが、フォロー中のユーザーがたった1人なので完全なSNSマーケティングだけでフォロワーを獲得しているのがすごいところです。
中小メーカーのSNSマーケティングでは「フォローして、フォローされて」が当たり前なのですが、FLASHFORGEのフォローは関連会社の1つのみとなっています。
これまでのツイートを見てみると、次のような施策を積極的に行っているようです。
・1日1回以上の“質の高い”ツイート
・ブログ更新時のアナウンス
・YouTube更新時にアナウンス
・ヘビーユーザーの投稿をリツイート
・3Dプリンター・スキャナーの活用例を紹介
これらのうち、中小メーカーが特に参考にすべきは「1日1回以上の“質の高い”ツイート」です。
1日1回以上のツイートを心がけている中小メーカーは多いでしょう。
しかし、「おはようございます。今朝は良い天気ですね。午後からは少し曇るみたいです。今日も1日頑張っていきましょう!」など事業に無関係で、なおかつ当たり障りのないツイートを頑張っても、フォロワーが集まることはありません。
そうしたアカウントに限ってフォロー数とフォロワー数が同程度だったり、フォロワーもほとんど同業者だったりします。
一方、FLASHFORGEのTwitterアカウントは1つひとつのツイートの質が高く、妥協がありません。
「どんなツイートを投稿しているか?」と眺めるだけで参考になるものばかりなので、ぜひご覧ください。
ちなみに3Dプリンター業界の会社でなくても、製造業なら参考になると思います。
質の高いツイートを効率良く投稿するためには?
やってみると痛感しますが「1日1回以上の“質の高い”ツイート」は案外難しいものです。
1日1回でも月間にすると30回ほど、1日2回ならその倍なので真っ先にぶつかる壁は「ネタ切れ」でしょう。
見たところFLASHFORGEのTwitterアカウントではそうしたネタ切れがないので、効率良く質の高いツイートを投稿するための仕組み化があるものだと考えられます。
具体的にどういった仕組みがあるかというと、次のような方法です。
- 社内にSNS運用部門がある
- 社外にSNS運用部門をアウトソーシングしている
- フリーランスを上手く使っている
FLASHFORGEの国内正規代理店であるAPPLE TREE株式会社の企業情報を確認しますと、従業員数は30名となっています(2022年5月20日時点)。
SNS運用に回すくらいのリソースはあるかな?とも思いますが、完全な内製化はやはり難しいでしょう。恐らくは社内に2・3名のSNS運用部門があり、なおかつフリーランスを上手く使っているのだと思います。
SNS運用の基本的なコントロールは社内のマーケティング部門が行いながら、フリーランスからの提案なども受けてコンテンツを作成すれば、「1日1回以上の“質の高い”ツイート」も決して難しくはありません。
ただし、フリーランスにSNS運用を丸投げするような行為はNGです。
クラウドソーシングでよく「SNS運用を任せたい」という依頼を見かけますが、ほとんどのケースで丸投げは失敗します。
最初の方はフォロワーが堅調に集まりますが、増加率が次第に鈍化し、しかも獲得したフォロワーがビジネスに繋がらないというのが典型的な失敗パターンですので注意してください。
フリーランスを使いたいなら、クラウドソーシング大手の「ランサーズ」か「クラウドワークス」がおすすめです。あるいは「案件ビズ」のように、マーケティング人材や営業に特化したクラウドソーシングも検討してみましょう。
まとめ
SNSマーケティングの参考事例を探す場合は、フォロー数とフォロワー数のバランスをチェックしてみてください。
フォロー数に対してフォロワー数が圧倒的に多い場合は、SNSマーケティングとして成功しているので参考になります。
参考探しだけでも、理論的に考えて行動することが大切ですね。
\こちらの記事もおすすめ/
▼【インフルエンサーマーケティング】月額4万円~PR依頼し放題!圧倒的コスパの『トリドリマーケティング』初月半額+1万円キャッシュバック