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YouTube 知識・勉強

【トヨタ公式YouTubeチャンネル】ランクルちゃんねるに学ぶコアファンの作り方

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ファン作りに日々努力されている、メーカーの広報担当者やSNS担当者の皆さん、施策、上手くいっていますか?

数あるSNSの中でも、「ファン作り」という一点においては視聴者に伝えられる情報量の多いYouTubeを活用されている方が多いでしょう。InstagramやTikTokのフォロワー獲得施策とは違い、チャンネル登録者数を獲得しにくいのがYouTubeです。

一方、獲得したチャンネル登録者はいわば「ファン」として迎え入れることができ、メーカーの顧客になる可能性が大いにあります。

今回は、筆者がつい最近ハマったYouTubeチャンネル、「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる【トヨタ公式】(以下ランクルちゃんねる)」を成功事例として、コアファンの作り方をご紹介します。

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そもそも、ファンができるまでのプロセスとは?

マーケティング界隈ではよく、ファネル(漏斗)モデルによってファン化までのプロセスが説明されています。

通常、メーカーやブランドに対するファン化は製品購入後に起こるものですが、自動車や高級ファッションブランドなど、購入金額が大きい製品の場合はSTAGE3の段階でファンになるケースが大半です。

ファンではなく「ユーザー予備軍」と言い換えてもいいかもしれません。ご自身が高額商品を購入した際のプロセスを思い返してみてください。年収の1/10〜1/2もするような高額商品を購入する際は、プロセスのどこかがメーカーやブランドのファン(ユーザー予備軍)になり、最終的に購入に至っているはずです。

筆者も今の愛車を購入する際は、紛れもない「憧れユーザー」の1人でした。自分が経験したからこそ言えることは、「憧れユーザーとファンの熱量はさほど変わらない」ということです。

そのメーカーやブランドの製品を1度も使ったことのないユーザー予備軍だった頃も、購入後に本格的なファンになってからも愛車に対する熱量は一切変わっていません。要するに、自動車や高級ファッションブランドなどの高額商品の場合、如何にユーザー予備軍を作れるかによって将来的な売上が大きく変わってくるということが言いたいのです。

その点で、ランクルちゃんねるは非常に参考になるYouTubeチャンネルの1つだと言えます。すでに筆者がユーザー予備軍になりかけているものですから…。

ランクルちゃんねるはなぜ面白いのか?

ランクルちゃんねる(チャンネル登録者数3.9万人※)のような、ブランドやメーカーが運営するYouTube公式チャンネルは星の数ほど存在します。しかし、「純粋に見ていて面白い」と思えるようなチャンネルはそう多くありません。

「天下のトヨタなんだから、お金をかけられていいよね。そりゃ面白いよね」と考えるなら、それは大きな間違いです。確かに芸人とコラボしていますし、映像のカットなどを観ただけで「プロのカメラマンかな」と思わせるような動画が多いのですが、ランクルちゃんねるが面白い理由はそこではありません。

まず筆者がグッときた動画はこちら。

過去にランクルのキャンペーンで実施した映像らしいのですが、この動画を観てると「自分のランクルも入れてもらいたいなぁ」と強く感じます(ランクル持ってませんが)。こうしたキャンペーンは定期的に実施しているそうで、ファンを大切にしているのが伝わってきますね。

筆者の愛車のメーカーに1つだけ意見を言うとしたら、「オーナーをあまり大切にしていない」ということです。定期的な合同イベントこそ開催しているのですが、ディーラーからの連絡はほぼ皆無。たまに届くものといえば「高額買取キャンペーン」のハガキくらいです。

ランクルちゃんねるを観ていると、至るところにファンを大切にしている感が散りばられており、観ていて全く飽きません。「同じSUVを所有するなら、ランクルみたいなにファンを大切にしてくれるブランドがいいな」と思わせられるところが、このYouTubeチャンネルの大きな魅力でしょう。

SNS担当者がランクルちゃんねるから学べること

ランクルちゃんねるがYouTubeで動画投稿を始めたのが2021年8月頃であり、ショートも合わせて90前後の動画投稿されています。このチャンネルからSNS担当者が学べることは「動画に対する妥協がない」という点です。

YouTubeマーケティングでは「質も大切だが量を確保しないと」という考えから、あまり練られていない企画が動画化されているケースが散見されます。マーケティング系のコンサルティング会社と協力しているメーカーやブランドでも、実はこうした動画が珍しくありません。

しかし、YouTubeマーケティングで何よりも大切なのはやはり「動画の質」です。あなたが個人的なYouTuberなら、10分程度で考えた企画を毎日更新するというのも1つの手法ですが、「ファンを作るためのメーカーやブランドのYouTubeチャンネル」ということなら、ランクルちゃんねるのように質を重視すべきでしょう。

既存のファンが求めていることは何か?ファン(ユーザー予備軍)になってもらうための動画とは何か?を徹底的に考え抜き、動画ターゲットに一貫性を持って投稿し続けることで確実にファンは増えていきます。

チャンネルの登録者数が「じわじわ」だとしても、ジレンマを感じることはありません。なぜなら、チャンネル登録をしてくれた人のほぼ100%がコアファン(購入確度の高いユーザー予備軍)だからです。

それからもう1つ。YouTubeチャンネルの運営をコンサルティング会社に任せる場合は、その会社のYouTubeチャンネルやコンサルティング実績をじっくりと観察してください。「この企画、10分くらいで考えられるだろうな」という動画が多く感じた場合は要注意です。チャンネルの登録者数が増えても、ユーザー予備軍にはならない登録者を多く集めてしまう可能性があります。

まとめ

ランクルちゃんねるについて執筆していたら、一層ファンになってしまいました。筆者が次に車を買うとしたら、それはランクルである可能性が非常に高いでしょう。恐るべし、ユーザー予備軍。おそらく筆者のようなユーザー予備軍を多く作り出しているであろうランクルちゃんねるに拍手を送りたいくらいです。メーカーやブランドのSNS担当者の方は、非常に参考になるYouTubeチャンネルなのでぜひ視聴してみてください。

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ライター紹介

カシトモ

ウェブライター

2013年に夫婦でウェブライターとして独立。企業のブログ記事を中心に執筆し、今まで10,000本以上を提供する。 Google検索での上位表示記事多数。 夫は元通訳・翻訳家、妻は元大手アパレルのエリアマネージャー。
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