初心者からアプリ開発をするには?必要な知識・開発環境・学習の進め方を解説
近年、SNSで個人開発のアプリが度々話題になっているかと思います。
「自分でもアプリを作ってみたい」と考えていても、プログラミング経験がない場合、何から始めればよいのか分からない人がほとんどでしょう。
しかし、アプリ開発では最初からすべての知識を身につける必要はありません。
作りたいアプリの種類を決め、必要なプログラミング言語や開発環境を選べば、簡単なアプリから制作する方法があります。
本記事では、初心者がアプリ開発を始める際の基本的な流れを解説します。


アプリ開発を始める前に
まず、アプリ開発を始める前に準備すべきこと、知っておくべきことをみていきましょう。
作りたいアプリを具体的にする
アプリ開発を始める際、はじめに準備すべきことは「何を作りたいのか」を決めることです。
アプリには、ゲームやSNS、メモ、スケジュール管理などさまざまな種類があります。
作るものによって必要な知識や使う道具が変わるため、最初に目的を決めておくことが大切です。
ただ便利なアプリを作りたい、と抽象的な目的ではなく、「買い物の予定を管理するアプリ」「毎日の勉強時間を記録するアプリ」など、できるだけ具体的にするとよいでしょう。
最初は小さなアプリがおすすめ
初心者がいきなりSNSのような大規模なアプリを作るのは簡単ではありません。
最初は、電卓やメモ、ToDoリスト、タイマーなど、機能が少ないアプリから始めるのがおすすめです。
小さなアプリでも、画面を作る、ボタンを動かす、データを保存するなど、アプリ開発の基本を一通り経験できます。
開発するアプリと開発環境を選ぶ
開発するアプリは、iPhone向けアプリかAndroid向けアプリかによって変わってきます。
iPhone向けアプリの場合
iPhoneやiPad向けのアプリを作る場合は、「Swift」というプログラミング言語と「Xcode」という開発環境が代表的です。
プログラミング言語は、コンピューターに動きを指示するための言葉です。
一方、開発環境は、プログラムを書いたり、作ったアプリを動かして確認したりするためのソフトと考えると分かりやすいでしょう。
iPhone向けアプリを作りたい場合は、Swiftの基本を学びながらXcodeを使って簡単なアプリを作る方法があります。
Android向けアプリの場合
Android向けのアプリでは、「Kotlin」というプログラミング言語と「Android Studio」という開発環境がよく使われています。
Android Studioでは、プログラムを書くだけでなく、作ったアプリの動作を確認することもできます。
iPhoneとAndroidの両方に対応したい場合は、「Flutter」のように複数の端末向けにアプリを作れる開発環境を利用する方法もあります。
ただし、最初から複数の方法を覚える必要はありません。まずは作りたいアプリと対応させたい端末を決め、その目的に合った方法を選びましょう。
アプリ開発初心者が身につけたい基礎知識
プログラミングの基本
アプリを作るには、プログラミングの基本を理解する必要があります。
特に、文字や数字を保存する「変数」、条件によって処理を変える「条件分岐」、同じ処理を繰り返す「繰り返し」などは、さまざまなアプリで使われます。
たとえば、「正解なら『正解』と表示し、不正解なら『もう一度』と表示する」といった処理にも条件分岐が使われます。
最初から細かな書き方を暗記するのではなく、それぞれが「何をするためのものなのか」を理解することから始めるとよいでしょう。
画面の作り方を学ぶ
アプリでは、ユーザーが実際に見る画面も作ります。
文字や画像を表示したり、ボタンや入力欄を配置したりして、ユーザーが操作できるようにします。
たとえばToDoアプリなら、「予定を入力する場所」「追加ボタン」「登録した予定の一覧」などが必要です。
単に動くアプリを作るだけでなく、「どこを操作すればよいのか」が分かりやすい画面にすることも重要です。
データの保存について知る
アプリによっては、入力した情報を保存する仕組みも必要です。
たとえばメモアプリなら、アプリを閉じても書いた内容が残らなければ使いにくいでしょう。
最初はアプリ内にデータを保存する方法から学び、慣れてきたらインターネット上にデータを保存する仕組みなどに進むと、学習しやすくなります。
エラーへの対応も重要
プログラミングでは、書いた通りに動かないことがあります
エラーが出たときは、表示された内容を確認し、どこに問題があるのかを探して修正します。
分からない場合は、公式の説明や学習サイトなどを調べることも大切です。
アプリ開発では、すべてを暗記することよりも、分からないことを調べて解決する力が重要になります。
実際にアプリを作るまでの流れ
①作りたいアプリと機能を決める
まずはアプリの目的と、必要な機能を書き出します。
たとえば勉強時間を記録するアプリなら、「時間を入力する」「記録を保存する」「過去の記録を見る」などが考えられます。
最初から多くの機能を入れず、最低限必要な機能から作ることがポイントです。
②必要な知識を学ぶ
次に、選んだプログラミング言語の基本を学びます。
ただし、教材を最初から最後まで勉強してからアプリを作る必要はありません。
「ボタンを動かしたい」「入力した内容を保存したい」など、実際に作りたい機能に合わせて学んでいく方法もあります。
③少しずつ機能を追加する
基本を学んだら、実際にアプリを作っていきます。
「画面を作る→ボタンを動かす→データを保存する」のように、一つずつ機能を追加しましょう。
一度にたくさんの機能を追加すると、問題が起きたときに原因を見つけにくくなります。
④動作を確認して修正する
機能を追加するたびに、実際にアプリを動かして確認します。
思った通りに動かなければ原因を調べて修正し、再び動作を確認します。
この作業を繰り返すことで、プログラミングだけでなく、アプリ全体の作り方も少しずつ理解できるようになります。
まとめ
初心者がアプリ開発を始める場合、最初からすべての知識を覚える必要はありません。
まずは作りたいアプリを決め、iPhone向けならSwiftやXcode、Android向けならKotlinやAndroid Studioなど、目的に合った開発環境を選びます。
その後、プログラミングの基本や画面の作り方などを学びながら、実際に小さなアプリを作ってみましょう。
すべて勉強してからではなく、作りながら必要な知識を身につけていく方法が初心者の方にはおすすめです。
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