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知識・勉強

「君、今日からSNS担当者ね」と言われた時の対処法【SNS担当者ガイド1】

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SNS担当者として活躍する方の多くは、自ら望んでその世界に飛び込みます。一方で、「望まない配属」によってSNS担当者として任命された方も少なくありません。会社の司令となれば断るわけにもいかないので、複雑な気持ちを抱えながらSNS担当者としての日々をスタートすることになるでしょう。

今回はSNS担当者ガイドの1回目として、いきなりSNS担当者に任命された時の対処法についてご紹介します。

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SNS担当者になることをポジティブに捉える

「君、今日からSNS担当者ね」と指令を受け、それに逆らった場合、あなたは会社の中での立場を失うか解雇される可能性があります。

人事異動の指令権利が就業規則に記載されていると、原則としては社員はその指令を拒否することはできません。つまり、よほどの覚悟を持って拒否しない限り「SNS担当者になるしかない」というのが実情です。

そこでまず大切なのは「SNS担当者になることをポジティブに捉える」です。SNS担当者になったからといって、何か悪いことが起こるわけではありません。むしろプラスに作用する要素が大きいため、チャンスだと捉えるべきです。

SNS担当者になるメリット

例えば、SNS担当者としてスタートすることで、次のようなメリットがあります。

1.マーケティングの最前線に立てる
SNSは今、マーケティングの最前線にあります。マーケティングとは「売れる仕組みを作ること」であり、SNS担当者として仕事をする中で新しいスキルをどんどん吸収していけます。

2.将来的なキャリアアップにつながる
SNS担当者として一定の成果を上げることができれば、将来的なキャリアアップにつながるでしょう。SNS運用はほとんどの企業で求められているスキルなので、転職が有利に働くことはもちろん、フリーランスとしての独立も視野に入れられます。

このように、SNS担当者にはあなたの将来につながるメリットが確かにあります。これらのメリットに目を向けながら、SNS担当者としてポジティブにスタートすることがまずは最善の対処法です。

そもそも「SNSマーケティングとは何か?」を知る

次に、SNSマーケティングとは何かを知ることから始めましょう。「何って、SNSでマーケティングすることでしょ」という意見はごもっともですが、想像以上に奥が深いのがSNSマーケティングです。

というのも、SNSマーケティングの目的は売れる仕組みを作ることだけに限りません。ユーザーとのコミュニケーションや信頼関係構築の場所、ブランドとしての訴求力を高めるためのツールでもあります。

SNSマーケティングの基本を学ぶ場合は書籍での学習をおすすめします。当ブログでもSNSマーケティングの基本について紹介しているので、いくつか参考にしてみてください。

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SNS担当者として持っておくべき3つの心構え

最後に、これからSNS担当者として新しいスタートを迎える方が持っておくべき3つの心構えをご紹介します。

短期間での成功は望まない

SNSマーケティングではっきりとした成果が現れるまで、6ヶ月以上はかかります。もちろん、開始1ヶ月程度でいきなりバズるケースもありますが、ごく稀な現象な上に、バズったからといって「=成功」というわけではないので注意してください。

ビジネスに貢献するSNSマーケティングを実施するには、綿密な戦略のもと数ヶ月かけてじっくり土台を作ることが大切です。

評価指標(KPI)を自分で用意する

とはいえ、それを理解してない上司や経営者から「なぜ成果が出ない?」と急かされるケースが少なくありません。コストをかけるからには短期間で成果を出せという要求は、SNSマーケティングでは本来ナンセンスなことです。

SNS担当者として成功するためには、取り組みとそれによる成果をしっかりと提示する必要があります。そこで評価指標(KPI)を自ら用意し、データを提示しながら上司や経営者に「時間がかかるもの」と納得してもらう努力をしましょう。

いきなりSNS担当者に任命された上に、「仕事ができないやつ」などのレッテルを貼られては溜まったものではありません。自分自身のリスクマネジメントのためにも、評価指標(KPI)の用意は欠かせません。

ビジネスとのつながりを知る

人が何かを苦もなく継続できるとき、まず「楽しい」という気持ちが基礎になります。しかし、SNS担当者に任命された方の多くは右も左もわからない状態なので、楽しいという気持ちが芽生えないまま潰れてしまうケースも少なくありません。

そこで、SNSマーケティングとビジネスのつながりを知る努力が必要です。要するに、「このSNS施策がビジネスにどう貢献するか?」を考え、小さな成果だとしてもはっきりと目に見える形にするということです。

自身のSNS施策で多からず成果が出て、ビジネスに貢献していると知れば楽しいという気持ちが芽生えます。この小さな積み重ねがいずれはSNS担当者に大きなやりがいにつながり、継続の基礎になっていきます。

「自分の仕事が何のためにあるのか?」を理解できていないビジネスパーソンの多くは、仕事に対するモチベーションが低い傾向にあります。同じように、SNS施策とビジネスつながりを把握できていないと、SNS担当者としてのモチベーションも上がらないのです。

まとめ

マーケティング部署を持たない中小企業なのでは、ある日いきなりSNS担当者に任命されるケースが珍しくないようです。しかもその理由が「君はSNSよくやってるみたいだし詳しいでしょ」など、「それとこれとは話が別!」と思うような根拠に乏しいものだったりします。

あなたが現在のポジションに満足していても、会社からの指令はほぼ絶対です。ならばマイナスな気持ちばかり保つのではなく、ぜひ前向きにSNS担当者という新しいキャリアをスタートさせてください。それが必ず、あなたの将来にプラスの影響をもたらすはずです。

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ライター紹介

カシトモ

ウェブライター

2013年に夫婦でウェブライターとして独立。企業のブログ記事を中心に執筆し、今まで10,000本以上を提供する。 Google検索での上位表示記事多数。 夫は元通訳・翻訳家、妻は元大手アパレルのエリアマネージャー。
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